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新車を買った情報2023 第124回

カーボン高けりゃアルミがあるさ 電動コンポ搭載最安のロードバイクを買う

2023年12月03日 07時00分更新

文● 四本淑三

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海外ブランドながら実は日本人向き

 このコラテックのドロミテ、電動コンポだけが魅力ではありません。フレームはいわゆるスムースウェルディング加工が施され、溶接痕が滑らかに処理されていること。特にヘッドチューブ、そしてトップチューブとシートステーが交わる辺りはカーボンモノコックのような整形です。

 カラバリはこのご時世にあって4色選べるんですが、この「DARK BROWN / KAHKI」は、ぱっと見は黒。でも光が当たると茶色に見えるあたり、ジェフ・ベックが「ギター殺人者の凱旋(当時の邦題ママ)」で弾いていたオックスブラッドのレスポールみたいじゃないかと勝手に喜んでおります。

 さらにアルミフレームで多少重くても許せるのは、日本人向けに小さなサイズから揃っていること。私が買ったのは46サイズですが、これくらいのフレームに身長167cmの短足人類が乗ってハンドルやサドルの位置を合わせたとしましょう。舶来品なら商品写真とあまりに違う不恰好さに毎度がっかりするものです。が、意外とコラテックなら様になるんですよこれが。

 コラテックはご存知の通りドイツのブランドですが、日本国内向けのドロミテに関してはグローブライドの意見を聞いて設計されているんだとか。

 おかげでフィッティングに苦労もなく、好きなパーツを取っ替え引っ替えしながら、すでに1000kmほどを走りました。それで驚くのは、やっぱり最近の優秀さ。電動コンポはもちろん、ホイールとかタイヤとかサイコンとか。そんな話の続きはまた!

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