ほどよいミドルレンジ「Galaxy S23 FE」を投入のサムスン
サムスンは折りたたみモデル「Galaxy Z Fold5」「Galaxy Z Flip5」に加え、カメラモデル「Galaxy S23」シリーズを展示。Galaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5、Galaxy S23 Ultraはそれぞれオンライン限定カラーも展示し、ブース横の即売会上ではそれら限定モデルの販売も行なった。
また、発売されたばかりのミドルハイモデル「Galaxy S23 FE」の展示もあった。SoCはサムスンExynos 2200、カメラは5000万画素+1200万画素超広角+800万画素3倍望遠と性能は良く、価格は約11万円。Galaxy S23シリーズは3モデルが展開されているが、その間を埋めるモデルとなる。
◆ファーウェイ、ノキア、TCL、ASUSの最新モデル
その他の大手メーカーも最新モデルが販売されていた。ファーウェイはカメラフォン「Pシリーズ」最新機種となる「HUAWEI P60 Pro」が注目を集める。グーグルサービスは搭載していないものの、大理石のような高級感あるボディーに高画質カメラを搭載。ファーウェイブランドはタイでもまだ健在だ。
ノキアブランドのスマートフォンは低価格モデルのXシリーズを展示。またワイヤレスヘッドフォンを収納できるフィーチャーフォン「Nokia 5700 ExpressAudio」は2022年夏販売モデルながら根強い人気がある。
TCLは反射型LCDで目にやさしいディスプレー「NXTPAPER」採用のタブレット「NEXTPAPER 11」を展示。キーボードカバーとスタイラスでノートPCのようにも使用できる。教育向けなど子供向けにも販売を強化しているとのこと。
モバイルイベントながらPCやPC関連周辺機器などの販売もされていた。ASUSの「ROG ALLY」はPCゲームがそのまま利用できることから、スマートフォンに加えてもう1台、という購入者が多いとブースの販売員は話していた。なお、タイでの価格は約10万2000円だ。
◆お買い得品も見つかる「展示品」販売コーナー
一部のブースではショーケースの中に箱入りのスマートフォンを特価で販売していた。これらは店頭での展示品だ。タイでも中古スマートフォンの売買は活発だが、会場で販売されている中古品はすべて店舗で展示されていたもの。そのため水没品など程度の悪い中古品はなく、店舗でメンテされながら展示されていたためか傷が少ないものも多い。
イベント初日には掘り出し物もかなり多かったようだ。比較的新しいモデルでも定価の7割程度、古い製品となれば半額以下で販売されるものもあった。最新モデルを購入するだけではなく掘り出し物も見つかるThailand Mobile Expo、次回の開催時は初日に訪問してみたい。