Inspire Japan 2023 Tokyoにてビジネス向け製品を出展

ビューソニックジャパン「ViewBord IFP6550-5」を、教育や建設市場へアピール

文●飯島範久 編集●ASCII

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Inspire JAPAN

 東京ミッドタウンホールで行なわれた、ビジネスを共に成功に導くIT展「Inspire JAPAN 2023 TOKYO」。多くの企業が出展する中、ビューソニックジャパンもインタラクティブディスプレーなどを展示。大勢の人が足を止め、製品の特徴などの説明を受けていた。

デジタルホワイトボードは海外では導入が進んでいる

 11月15日に東京ミッドタウンホール開催された「Inspire JAPAN 2023 TOKYO」にて、ビューソニックジャパンが出展。ビジネス向けの製品であるインタラクティブディスプレー「ViewBord IFP6550-5」シリーズやタッチディスプレー「ID2456」などを展示した。

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「Inspire JAPAN 2023 TOKYO」は、六本木の東京ミッドタウンホールでの開催で、80社以上の企業が出展。大勢の人で賑わっていた

 インタラクティブディスプレー、いわゆるデジタルホワイトボードという分野は、海外では教育現場や企業で導入が進んでいるが、日本ではまだまだ発展途上な状態。ビューソニックとしても、この分野では後発にあたるので、積極的に日本市場での拡大を狙っている。

 展示されていた「ViewBord IFP6550-5」は、65インチの4K解像度で、最大輝度は350cd/平方メートル。コントラスト比は1200:1で最大発色数は約10.7億色。プロセッサーにARM Cortex-A73x2 + Cortex-A53x2(1.5GHz)を採用し、OSはAndroid 8.0を搭載する。10ポイントのマルチタッチに対応し、ペンや指で描くと追従性もよく、画面の切り替わりもスムーズでストレスを感じさせない。ホワイトボードして書き込んだものは保存でき、会議参加者と共有もできる。

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「ViewBord IFP6550-5」を使ったデモを行なっていた

 また、USB-CでWindowsマシンと接続すれば、Windows Ink互換で書き込んだりタッチ操作も可能だ。

小規模事業者向けのプレゼンデバイス「ID2456」

 一方、タッチディスプレー「ID2456」は、大型のデジタルホワイトボードを導入するにはスペースがない小規模な事業所向けに展開している製品。23.8型フルHD解像度で最大輝度は250cf/平方メートル。最大表示職は約1677万色でコントラスト比は1000:1だ。

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24型のタッチディスプレー「ID2456」。小さな会議室での利用のほか、プロジェクターと組み合わせてのプレゼン用デバイスとしても活用できる

 投影型静電容量方式の10ポイントマルチタッチに対応し、ペン入力はACP MPP2.0に準拠。4096レベルの筆圧感知と傾き検知に対応しており、液晶タブレットのような感覚で操作できる。また、映像出力にも対応しており、より大きなスクリーンなどに投影してプレゼンできる。

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ほかには、16型のマルチタッチディスプレー「TD1655」も展示。1kg未満と軽いためモバイル性が高く、外出先でのプレゼン用途にも最適

 ビューソニックジャパンとしては、教育関係はもちろんだが、建設関係にもアプローチしているとのこと。建築関係では現場で手書きによる打ち合わせが多いものの、この手の製品の存在をあまり知られていないという。2023年8月には「ViewBoard IFP50-5」シリーズを投入し、今後も企業のDXに貢献できる製品を提供していくとした。

※初掲出時、製品名が違っていました。訂正してお詫びいたします。2023年12月1日

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