PayPayは11月14日、キャッシュレス決済サービス「PayPay」に送金詐欺防止の警告メッセージを表示する機能を追加したと発表した。
本機能はPayPayの「送る・受け取る」機能で別のユーザーへ送金する際、「詐欺にご注意ください」という警告メッセージを表示するというもの。表示の有無はシステム側で判断しており、送金先アカウントの過去の利用状況が一定の条件を満たした場合のみ表示される仕組みだ。
警告メッセージには送金詐欺に対する注意を呼びかける文章や、詐欺の手口と対策をまとめたページへのリンクも掲載。送金前の段階でユーザーに再考を促す。また、同メッセージが表示された状態で送金する場合、「上記内容を確認して送る」というチェックボックスをタップしてから送金する必要がある。
PayPayは2018年にQRコード決済サービスとしてスタート。2023年現在、スマホ決済における送金回数で約92%のシェアをもつとされる。