この記事は『週刊アスキー』1419号(2022年12月27日発売)に掲載されたものです。製品情報や発売日、価格などは変更されている場合がありますので、ご了承ください。
長時間過ごす空間は
日々のマメな掃除と整理整頓が最重要!
PC作業やビデオ会議、ネット動画視聴などで長時間の滞在が多いPCデスク周り。特に空間が限られた自室では、机上は入力機器の置き場だけでなく、趣味の活動や飲食のテーブルとして活用しているユーザーも多いはずだ。
そこで気になるのが、PC周りの汚れや散らかり。作業場所の使用頻度が高いほど汚れが蓄積するほか、雑貨や資料で作業面積も埋まりがちになる。とはいえ、部屋の模様替えを頻繁に行うのは厳しく、レイアウトによる制限もある。
肝心なのは、つねに清潔かつ整理整頓された状態を保つこと。PC周りは面積も限られるため、習慣化しておけば日々の掃除も簡単。さらにガジェットを活用して整理整頓を徹底すれば、作業効率も快適性もアップする。机上掃除の4種の神器とオススメ整理ガジェットをチェックしよう。
ゴミは取ってから拭く
ただし拭くクリーナーの種類には注意しよう
PC周りの掃除で気になるのは、一番触れる機会が多いキーボードやマウスだ。ディスプレーやPCの背面、内部のファンもチェックしよう。
おおまかな手順だが、まずはホコリをUSB掃除機やハンディ掃除機の弱モードで吸い取る。ホコリが内部に入り込むおそれがないなら、エアダスターや手動、または電動のブロワーで吹き飛ばしても良い。しつこい汚れはOAクリーナーで拭き取り、細かい部分は綿棒などで落とそう。ネット通販や100均で売られている、PC掃除セットや細かいブラシもあると便利だ。
なお、クリーナーやウェットティッシュの種類には要注意。通常はOA用やPC用クリーナーの利用がオススメ。アルコール濃度の高いものは素材を劣化させる可能性があるからだ。特にロゴやイラストなどの塗装、ペンで書いたサイン、ゴム状のコーティング、アクリル、ディスプレー表面などは劣化や剥がれが起きやすい。貴重な機材は拭き掃除を避けるのが無難だ。
PC周りの掃除は「4種の神器」があれば完璧
1. OAクリーナー
・PC清掃向けの湿った不織布。ノンアルコールタイプは用途が広い。
2. エアダスター
・細かい部分のホコリを吹き飛ばせる。充電式の電動タイプも便利。
3. 綿棒(シャワー用)
・細かい部分に差し込んで清掃できる。ほぐすとさまざまな場所に対応。
4. USB掃除機
・ゴミを吸い込む小型掃除機。通常の掃除機もヘッドの変更で使える。
Clean up 01
ノートPCのキーボードを掃除しよう
あるとラクできる:OAクリーナー+綿棒+除電ブラシ
■OAクリーナーで拭き取る
■細かい汚れは綿棒で処理
除電ブラシでホコリの付着を予防「サンワサプライ CD-BR15GYN」