ナビタイムジャパンは10月31日、全国の渋滞が発生しやすい地点のライブカメラで撮影した動画が見られる「渋滞ライブカメラ」機能を提供開始した。
本機能は、カーナビアプリ「カーナビタイム」、リアルタイムの道路交通情報に特化したアプリ「渋滞情報マップby NAVITIME」、NTTドコモの提供する「スゴ得コンテンツ」にて提供中のAndroid OS向け「NAVITIMEドライブサポーター forスゴ得」にて提供する。
これまでも「渋滞マップ」や地図上の渋滞線によって、道路が渋滞していることは把握できたが、本対応により、実際にどのくらい渋滞しているのかをほぼリアルタイムの動画データによって、より正確・直感的に把握できるようになる。
同社は以前より、道路交通情報の一つとして、霧や積雪など天候や路面の状況を確認するために設置された全国およそ2000ヵ所の高速・一般道路のライブカメラ機能を提供している。しかし、設置場所があまり渋滞の発生しない地方部や山間部などが多く、また10分ごとの静止画データのため、リアルタイムな渋滞状況の確認には不十分な面があったという。
今回新たに追加した渋滞ライブカメラでは、主に関東・関西エリアの渋滞が発生しやすい主要道路(高速道路59ヵ所、一般道8ヵ所)に設置されているライブカメラの動画を、アプリ内から確認できる。また、静止画ではなく、5分ほど前の状況が撮影された10秒の動画が4分ごとに更新されるため、ほぼリアルタイムに実際の道路状況を把握することが可能だ。
カーナビタイムでは、ルートを検索すると、ルート上の高速道路の渋滞ライブカメラの場所が、地図上にアイコンで表示されるので、これから走行する場所にある渋滞ライブカメラを簡単に確認できる。
渋滞情報マップby NAVITIMEでは、高速道路の簡易地図上に渋滞ライブカメラアイコンが表示されるようになる。