このページの本文へ

【レビュー】ランニングや自転車にも! 効率的トレーニングを実現するスポーツウォッチ「Polar Vantage V3」

2023年11月01日 11時00分更新

文● 村上タクタ 編集●飯島恵里子/ASCII

提供: ポラール

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

やみくもに走ればいいというわけではなく、「筋トレをする日」「ストレッチをする日」「休む日」などもアドバイスしてくれる

アスリートをサポートする機能が
想像以上に充実

 対応機能表を見てもらえば分かるようにVantage V3は、アスリートや、健康維持のためにしっかりと運動している人にとって役立つ機能がいっぱいだ。

 とりわけ注目すべきは、詳細なデータ計測に基づいて、さまざまなアドバイスやプランニングをしてくれることだろう。

 トレーニングや、休息、睡眠において、データの計測は当然なのだが、一歩踏み込んだ「この数値は何を表しているのか?」「だから、どういうトレーニング(もしくは休息・睡眠)をすればいいのか?」という提案をしてくれるところが素晴らしい。

トレーニングの時間だけでなく、24時間トータルで休息が取れているかどうかまでモニタリングしてくれる

 Vantage V3は、24時間あなたと一緒にいるパーソナルトレーナーになってくれるのだ。もちろん、Vantage V3がアスリート(もしくは積極的に運動に取り組んでいる人)にとって最適な設計となっているのはそれだけはない。

 まず50m防水なので、汗をかいても気軽に水で流すことができる(これ大事)。直径35mmの有機ELタッチスクリーンは非常に明るくて、昼間の屋外でもしっかりと表示を見ることができる。462ppiと解像度も非常に高く、可視面積は前機種のVantage V2と較べて35%も向上している。

ディスプレーの輝度は高く、明るい屋外でも視認性は高い。ディスプレーは「ランニングパワー」を表示。これは運動量に対するエネルギー出力をワット値で示したもので、速く走るほどパワー値は大きくなる

 バッテリー容量は41%大きくなっており、129%向上しているCPUパワーを支えて余りある。標準のモードで8日間の連続使用が可能と、非常にバッテリーライフは長い。また、高精度デュアルバンドGPSと心拍計を使っていても最長47時間使えるので、トライアスロンや、自転車競技など、長時間にわたる競技での使用もまったく問題ない。

マグネットで本体に付く専用の充電ケーブルで充電する。コネクターはUSB-Cで、有線接続でのパソコンとのデータの同期も可能

 たとえば、オリンピック選手のようにマラソンを2時間あまりで走れるならいいが、最初のうちは5時間、6時間かかることだってある。また、100kmマラソンだと一般的には10~24時間かかるだろうし、トレイルランニングやトライアスロンも競技時間が非常に長い。

 競技時だけ普段のトレーニングと違うスマートウォッチを使うと、使い方にまごついたり、大事な記録を操作ミスで消してしまうようなことさえ起こり得る。日ごろからVantage V3を使って慣れておけば、長時間の競技でも同じ操作で戸惑うことなく操作できるし、記録も同じデータベースに蓄積していくことができる。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン