アイリスオーヤマは10月23日、スマホで来訪者に対応できる「テレビドアホン」2機種および「宅配ボックス」を発表。全国の家電量販店、ホームセンターおよびインターネットサイトを中心に順次発売する。
テレビドアホンは、カメラのセンサーが人や物の動きを検知するとおよそ10秒間の動画を自動で録画する「みはり自動録画機能」を搭載。また、手動録画も可能で来訪者との通話中に不審な動きがあればすぐに記録開始できる。
室内の親機をWi-Fiに接続し、専用アプリと連携することで親機から離れていてもスマホやタブレットから屋外にある玄関子機のカメラに映る様子を確認でき、来訪者との通話ができる。親機から離れている時や外出時も対応ができることから子供の留守番中などに活用できるとしている。このほか、機械音声応答機能も搭載し、見知らぬ来訪者には機械音声で用件を確認してから対応することも可能。
「TD-SM5030CT-BSH」は4.3型画面を搭載し、撮影範囲水平110度/垂直66度で10月26日発売。「TD-SM7070C-BB」は5型ワイド画面と最大水平170度/垂直105度の広角度レンズを備え、11月末発売予定。価格はいずれもオープンプライス。
宅配ボックスはテレビドアホンと連携でき、宅配業者が訪れた際に親機だけでなくスマホやタブレットからの応答や、機械音声による宅配ボックスへの誘導が可能。荷受け情報は親機およびスマホやタブレットに通知されるため、宅配ボックスを開かずに荷物の有無を確認できる。
乾電池式のため配線工事が不要で、置くだけで手軽に設置できるほか、本体を傾けると警報音が鳴り宅配ボックスや荷物の持ち去りを防ぐ。宅配ボックスには4桁の数字による暗証番号を最大10件登録でき、台座、門柱の取り付けが可能。価格はオープンプライスで、12月末発売予定。