10月17日から20日まで幕張メッセにて行われている「CEATEC 2023」のGateboxブースでは、同社の好きなキャラクターと一緒に暮らせるキャラクター召喚装置「Gatebox」を使ったAIバイトやAI秘書、デジタルフィギュアなどを展示していた。
「Gatebox」はリアプロジェクション投影技術により、キャラクターをホログラムのように召喚し、カメラやマイクなどのセンサーによって音声でのコミュニケーションを楽しめる装置。2019年からは量産モデルの「GTBX-100」を正式販売している。
同社はそのGTBX-100とChatGPTの連携キャラクターを使用し、店舗や施設での接客をするAI接客サービス「AIバイト」を提案している。たとえば、飲食店やショップの入り口に置き、オススメの商品を紹介するといった活用を想定。
一般の従業員の実働時間やコストの削減が見込めるとしている。
採用事例として、サントリーホールディングス株式会社にて、AIバイトがウイスキーの案内をしていることが紹介されていた。AIバイトは、事前にChatGPTに必要な知識を学習させて、学習させた内容の質問には答えられるようにできるという。
また、ChatGPTとGoogleカレンダーを連携させ、LINEで日々の予定を知らせてくれる「AI秘書」(現在開発中)や、既に販売されているキャラクターのVRモデルを専用アプリでスマホに表示してデジタルフィギュア専用ディスプレイとして飾る「Digital Figure Box」も展示されていた。
同社はChatGPTの活用として、現在X(旧Twitter)にて画像生成AIとChatGPTを組み合わせて、ねこが毎日旅先の思い出を写真とともにツイートする「AIねこ」も展開中だ。
かなり先のスケジュールは、Googleカレンダーに入れていても忘れてしまうこともあるので、AI秘書も気になるところだ。今後の動向にも注目したい。