アイ・オー・データ機器は18日、録画テレビチューナー「REC-ON」シリーズの新モデルを2機種発表した。
3チューナーの「HVTR BCTZ3」と2チューナーの「HVTR BCTZ2/E」(Amazon専売モデル)で、予想実売価格は3万4800円と3万2800円。11月上旬発売予定。
3波マルチチューナー内蔵でHDDやSSDに録画可能
REC-ON Appで家でも外でも視聴可能
REC-ONは地上とBS、110度CS放送のチューナーで、ストレージを接続して録画も可能。
新機能として、Android TVを採用しているテレビやプロジェクター用の「REC-ONアプリ」をリリースし、HDMI接続していないテレビやプロジェクターから、LANを通してREC-ONが受信しているテレビ番組や録画を観ることができるようになった。
HDMIで直結する必要がなく、家庭内LANが通っていれば、離れた場所にあるREC-ONの映像を、有線/無線LANを通して再生できるので、アンテナがない場所でもTVやプロジェクターで放送を見られるようになる。
テレビチューナーを搭載していない、AndroidTV搭載のプロジェクターで、地上・BS・CS放送が、ワイヤレスで観ることができるわけだ。
性能向上としては、寝室でも安心の静音性を向上させ、静音ランクGOLDを取得。録画数は2000から5000件、予約数は100から200件、最大録画時間は8から15時間に向上。HDDお引越し機能(LANダビング)も搭載した。
Android TV以外では、従来通りiOS、iPadOS、Android、Fire OS、Chrome OS、Windows 11(バージョン22H2)、macOSでREC-ON Appが動作するので、家の中のあらゆる機器でテレビを観ることができる。
インターフェースはアンテナ入出力と有線LAN、USBタイプA、HDMIで、リモコンとLANおよびHDMIケーブル、miniB-CASカードが付属する。本体サイズは215×185×44mmで、重量は1.5kg。
6TBと8TBモデルが登場
RECBOX
RECBOXはテレビ録画に特化したNASの仲間で「ハイビジョンレコーディングハードディスク」という製品だ。
RSシリーズはスマホやタブレットで自宅の外でも録画番組を観ることができる上位モデルで、LSシリーズは家庭内モデルだ。
ともに、これまでは2/3/4TBの容量だったが、今回、6TBと8TBモデルが発表となった。
価格はRSの6TBが5万9000円、8TBが6万7800円、LSの6TBが5万円、8TBが6万2000円で