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シャオミはスマホからテレビ、掃除機まで国内発売! 実際の製品とスペックをチェック

2023年09月28日 08時00分更新

文● オカモト/ASCII

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 シャオミは27日、新製品発表会を開催。スマートフォン、ウェアラブル、タブレットに、テレビ、ロボット掃除機といったスマート家電まで計7製品を一挙発表した。本記事ではスマートフォンを中心に写真とスペックを見ていこう。

シャオミ

海外での発表直後に国内発売も公表された「Xiaomi 13T」

海外発表直後のハイエンド機「Xiaomi 13T」を早くも国内導入
発売は12月の予定だが、FeliCa搭載に

 まずはハイエンドスマートフォンの「Xiaomi 13T Pro」「Xiaomi 13T」。グローバルでも発表会前日の26日に公表されたばかりのモデルだ。FeliCa搭載など、これから国内向けのカスタマイズをするためか、発売日は12月上旬以降となっている。

 Xiaomi 13T ProとXiaomi 13Tの違いは、SoC(Dimensity 9200+とDimensity 8200-Ultra)とメモリー(12GBと8GB)、急速充電の速度(120Wと67W)程度で、外観やデザイン、ディスプレー、カメラなどのスペックは基本的に同等になっている。Xiaomi 13T ProはソフトバンクとSIMフリーで、Xiaomi 13Tはau/UQでの販売。

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アルパインブルーの背面にはヴィーガンレザーが用いられている

 さて注目のカメラだが、メインには1/1.28型で5000万画素のソニー「IMX707」を採用。光学2倍の5000万画素、超広角の1200万画素と組み合わせられる。ポートレート撮影に適し、食事やペットを撮るのにも便利な光学2倍の望遠レンズを搭載するのは最近のトレンドとなりつつある。なお、海外ではライカとのコラボをうたい、端末にもロゴが入っているようだが、国内モデルは画素数を示す「50MP」となっている。

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3眼構成のカメラ

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日本向けモデルにはライカのロゴはなし。ただし、ライカとの提携で磨かれた画像処理の技術は本機にも盛り込まれているとのこと

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写真のウォーターマークも同様だ

 発表会では、MediaTekの日本法人トップが登壇し、SoCの性能をアピール。Dimensity 9200+はTSMCの4nmプロセスで製造する、今年発表されたばかりの最新チップで、大型のベイパーチャンバーでの冷却も施されているとのことで性能面にも期待が持てる。

 そのほか基本スペックは、ストレージは256GB、ディスプレーは6.7型有機EL(1220×2712)でリフレッシュレート144Hz対応、バッテリーは5000mAhで120W対応の13T Proでは19分でフル充電が可能(13Tは15分で50%)。あとは画面内指紋センサー(+顔認証)、FeliCa、防水・防塵(IP68)、Android 13などとなっている。SIMスロットはnanoSIM+eSIM。

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ソフトバンクで販売されるXiaomi 13T Proは、今回も「神ジューデン」をキーワードにPR展開がされる

 カラバリはともにアルパインブルー、ブラック、メドウグリーンで後者2色が光沢仕上げなのに対し、アルパインブルーは植物由来の素材や再生PETを用いたヴィーガンレザーを用い、滑りにくい手触りが特長となっている。

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こちらは光沢仕上げのメドウグリーン

エントリー機ながらこちらもFeliCaを搭載
実用性重視ながらシンプルなデザインも魅力の「Redmi 12 5G」

 続いてはエントリースマホの「Redmi 12 5G」。発売日は10月6日で、au/UQおよびSIMフリーでの販売。SIMフリー版の価格は2万9800円。

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こちらはエントリークラスのRedmi 12 5G

 すでにリリースされているRedmi 12Cに続く、エントリークラスの1台だが、5Gのほか、FeliCaもサポートするなど、日本のユーザーに向けたカスタマイズも施されている。

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シンプルなデザインが特徴だ。FeliCaマークがあることがわかる

 主なスペックは、6.8型ディスプレー(1080×2460、90Hz対応)、Snapdragon 4 Gen 2、4GBメモリー(ストレージを利用して8GBに拡張可)、128GBストレージ、5000万画素+200万画素(深度)カメラ、5000mAhバッテリー、側面指紋センサー(+顔認証)、FeliCa、Android 13ベースのMIUI 14など。SIMスロットはnanoSIM+eSIM。防水・防塵はIP53と防滴レベルにとどまっている。カラバリはスカイブルー、ポーラーシルバー、ミッドナイトブラックの3色で、本体サイズは約76×169×10.3mm、重量は約200g。

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メモリーは4GBで、ストレージ領域を使っての拡大が可能

 メモリーが少なめなのがやや気になるが、フラットでシンプルなデザインは廉価モデルであることを感じさせない清潔感を持つ。イヤホン端子や90Hz対応ディスプレーなど、実用性重視の1台だろう。

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価格は2万9800円。au/UQからも販売される

2万1800円からの安価なタブレット「Redmi Pad SE」

 シャオミは、7月に高性能タブレット「Xiaomi Pad 6」をリリースしたばかりだが、早くも新製品が登場。「Redmi Pad SE」は名称からも想像がつくようにエントリークラスの製品で、4GB/128GB版が2万1800円、6GB/128GBが2万9800円。すでに販売が開始されている。

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タブレットにもRedmiブランドの安価な製品が登場

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こちらもデザインはシンプル

 主なスペックは、11型ディスプレー(1920×1200、90Hz対応)、Snapdrgaon 680、800万画素カメラ(イン500万画素)、8000mAhバッテリー、Android 13ベースのMIUI 14 for Padなど。Wi-Fi版のみの用意で、スピーカーは縦画面でも横画面でもステレオになるDolby Atmos対応のクアッドタイプ。本体サイズは255.53×167.08×7.36mm、重量は約478g。オプションでスタイラスペンも用意されている(1280円)。

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カラバリはラベンダーパープル、ミントグリーン、グラファイトグレーの3色。性能的にはさすがに高いとは言いがたいが、クアッドスピーカーを搭載し、映像や写真などのコンテンツを楽しむのには十分な性能だろう

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