LGエレクトロニクス・ジャパンは9月27日、IPSパネルを採用した、27型のWQHDディスプレー「27QN850-B」を発表した。実売価格は4万7000円前後の見込みで、同日より順次発売する。
本製品は、sRGB99%(標準値)をカバーし、写真加工や動画編集などのアートワークでも正確な色再現を発揮するという。斜めから見た時の褪色が少なく、どの角度からも鮮やかに見られるとする。解像度はWQHD(2560×1440ドット)。
HDMI×2、DisplayPortの入力ポートを搭載するほか、映像入力、データ転送、接続機器の充電が同時にできるUSB Type-Cに対応し、PCとケーブル1本で接続できる。また、USBハブとしてダウンストリーム端子(USB 3.0)を2ポート搭載する。
「ブルーライト低減モード」や、画面のちらつきを抑えて表示する「フリッカーセーフ」の機能に加え、ティアリングやスタッタリングを軽減する「AMD FreeSyncテクノロジー」や、映像信号を画面に出力するまでのラグを抑制する「DASモード」などの各種ゲーミング機能も搭載する。
専用ソフトウェアの「OnScreen Control」を使用すれば、画面の明るさやピクチャーモードがパソコンのOS上で調整できる。画面上のウィンドウを自動的に整列させる「Screen Split」、アプリケーションごとにピクチャーモードを変更する「My Application Preset」などの機能も搭載。
スタンド部は高さ調整、角度調整、ピボットに対応しており、フレキシブルな画面の位置調整が可能。サイズ(スタンドあり)は幅614×高さ460~570×奥行き239mm、重量は6.6kg。