NTTドコモは9月14日、決済サービス「d払い」アプリについて、ICチップを使った本人確認手続きを追加したと発表した。対象はマイナンバーカード、運転免許証、在留カード。
d払いではこれまで、本人確認書類を写真撮影して送信するなどの方法で本人確認をしてきたが、新たに追加されたICチップ読み取り方式は、本人確認書類の撮影が不要となる。また、マイナンバーカードと在留カードに関しては暗証番号を使わずとも申し込みができるが、運転免許証に関しては、交付時に自身で登録した暗証番号が2組必要だ。同社によると審査は最短で即時完了するが、一部の申し込みや在留カードについては審査完了まで3日程度かかる場合もあるとのこと。
こちらの機能はAndroid版アプリは6.06.0以降、iOS版アプリの場合は6.6.0以降のバージョンから利用可能となる。
ちなみに、ICチップ読み取り方式の導入後も従来の写真撮影を使った方法は残るため、NFCの読み取りに対応したスマートフォンを持っていない場合も本人確認自体は可能だ。