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USB-C搭載、Proはチタンで軽量化! iPhone 15徹底大特集 第23回

「みんなうれしいUSB-C。」は向こうでは「USB-Compatible.」

今年も勢いがあるアップルの日本語 「みんなうれしいUSB-C」

2023年09月13日 16時30分更新

文● オカモト/ASCII

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 今年もiPhone 15を発表したアップル。実は昨年も紹介したのだが、最近のアップルの日本サイトは、どうも勢いのある(超訳?)日本語のフレーズが散りばめられている。そのいくつかをピックアップした。

アップルの日本語

こちら日本サイト

「みんなうれしいUSB-C」、確かにみんなうれしい

 まず話題になっているのが、「みんなうれしいUSB-C。」だろう。確かにうれしいのだが、米国サイトでも同じようなフレーズが載っているのかと思いきや「USB-Compatible.」。「みんなうれしい」という部分はどこなんだ! というツッコミは当然入ってしまう(かと言って、直訳で「USB-C互換」では微妙。編集部では、もう一歩踏み込んで「みんなうれC。USB-C」がいいのではという意見も)。

アップルの日本語

一方こちらは米国サイト。ちなみにMacBookを見ると、日本サイトはキーボードが日本語配列になっており、テキストの部分だけ変更しているわけではないことがわかる。最近の外国メーカーの日本サイトだと、PCの製品紹介ページですら英語配列のマシンの写真をそのまま使っているケースすら多いのに一手間が入っている

 ポートレートモードのキャッチでは「カメラよカメラ。奇跡のポートレートを撮らせて。」 元が「Focus‑pocus, magical new portraits.」(pocusは呪文などの意味)なので、これは原文を活かした巧みな訳と言えそうだ。

 Apple Watch Series 8の「頭脳、明るさ、パワーの未来形。」(Smarter. Brighter. Mightier.)は、良くなった部分をストレートに示すというよりはやや捻りが入っている感がある。Apple Watch Series Ultra 2の「もっと突破する。もっと走破する。」(Goes further. So you can, too.)は勢い重視か。

 担当者も頭を捻って生み出したであろう、数々の日本語のキャッチフレーズ。米国サイトと比較して見てみると、英語の勉強にもなって、いろいろ楽しめるのではないだろうか。


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