USB-C搭載、Proはチタンで軽量化! iPhone 15徹底大特集 第2回
iPhone 15はどんなの? 新iPhone直前勝手予想&注目ポイントまとめ
2023年09月12日 17時45分更新
今日12日深夜、13日未明(日本時間8日2時)に開催される「Apple Event」。今年もiPhone 15が発表されることが予想される。
そこであらためてiPhone 15について勝手な予想(妄想)をするとともに、価格やiPhone以外の情報についてもまとめている。
【Apple Eventの注目点 その1】
USB-C搭載はほぼほぼ確実だろう でも機能が心配!?
来年のEUでの義務化を前に、Lightningに代わるiPhone 15シリーズへのUSB Type-Cの搭載はほぼ確実視されている。規格が変わるとケーブルなど対応機器の廃棄が進むだけに、アップルがどういうメッセージとともに発表をするかにも注目だろう。
また、端子がUSB Type-Cになるとして、一般的なケーブルやACアダプターで高速転送や急速充電が可能なのか(高度な機能にはMFi認証が必要かどうか)、直接での画面出力が可能になるのか、気になる点はほかにもある。
【Apple Eventの注目点 その2】
モデル構成は14と同じ!? Pro MaxはUltraになる?
iPhone 14ではminiがなくなり、大画面のiPhone 14 Plusが登場した。15でも同じモデル構成になるだろうか?
・iPhone 15(6.1型)
・iPhone 15 Plus(6.7型)
・iPhone 15 Pro(6.1型)
・iPhone 15 Pro Max(6.7型)
また、ネット上で引き続きウワサになっているのが、最上位モデルがApple Watchに合わせて「Ultra」になるという説。ただ、Ultraにする以上、大きな外観変更などが求められるだろう。中国ECサイトで先行して販売されているiPhone 15用ケースなどを見ると、どちらかと言えば「iPhone 15 Pro Max」が有力なようにも感じられる。
【Apple Eventの注目点 その3】
Proのみ値上げの可能性…… 国内価格は為替の関係で上昇必至か
続いて気になるのは価格。勢いこそ鈍化しているが、引き続いて進んでいる世界での物価高騰を考えると、値上げがあったとして、まったく不思議ではない。
まず注目はドルベースでの価格。昨年もドルベースでは値上げはなかったが、さすがに限界かもしれない。特にProについては、無印モデルとの価格差が小さいため、このタイミングで100~200ドル程度の値上げというウワサは根強い。
もう1つの問題は国内での価格。現行のiPhone 14の価格は昨秋から変わっておらず、「1ドル=136円」程度の計算で、実レートとの差が広がっている。今回は「1ドル=145円」程度の計算になっても不思議ではない。
iPhone 14のApple Storeでの価格 | |||
---|---|---|---|
128GB | 256GB | 512GB | |
米国価格(税抜) | 799ドル | 899ドル | 1099ドル |
日本国内 | 11万9800円 | 13万4800円 | 16万4800円 |
iPhone 14 PlusのApple Storeでの価格 | |||
---|---|---|---|
128GB | 256GB | 512GB | |
米国価格(税抜) | 899ドル | 999ドル | 1199ドル |
日本国内 | 13万4800円 | 14万9800円 | 17万9800円 |
iPhone 14 ProのApple Storeでの価格 | ||||
---|---|---|---|---|
128GB | 256GB | 512GB | 1TB | |
米国価格(税抜) | 999ドル | 1099ドル | 1299ドル | 1499ドル |
日本国内 | 14万9800円 | 16万4800円 | 19万4800円 | 22万4800円 |
iPhone 14 Pro MaxのApple Storeでの価格 | ||||
---|---|---|---|---|
128GB | 256GB | 512GB | 1TB | |
米国価格(税抜) | 1099ドル | 1199ドル | 1399ドル | 1599ドル |
日本国内 | 16万4800円 | 17万9800円 | 20万9800円 | 23万9800円 |
iPhone 15 Pro Maxが1199ドルになり、そこに「1ドル=約145円」の計算で、消費税も加わると、19~20万円程度の価格になってしまう。
【Apple Eventの注目点 その4】
iPhone 15も大きなデザイン変更なし? チタンフレーム説?
iPhone 12で側面がフラットなデザインになって3モデルが登場。一世代前のデザインはX/XR/11と3モデル続いたので、今回はデザイン変更の年という見方もされているが、どうもウワサレベルでは大きな違いはない可能性がある。
一方でiPhone 15 Proでは、これまでのステンレスに代わり、チタンが採用されるという説もある。約240gと重量級だったiPhone 14 Pro Maxが、チタンフレームで軽量化されるか。もちろん新カラバリも含めて注目と言える。
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