MVNOサービス「IIJmio」を運営するインターネットイニシアティブは8月24日、個人向けMVNOサービス「IIJmio モバイルサービス ギガプラン」の音声通話対応eSIMについて、9月下旬よりプラスチック製SIMカード(物理SIM)との相互交換に対応すると発表した。
IIJmioのギガプランで提供する音声通話SIMはこれまで、「タイプD(ドコモ網/物理SIM)」「タイプA(au網/物理SIM)」「タイプA(au網/eSIM)」の3種類あったが、同一の電話番号を保ったまま物理SIMからeSIMへ変更することはできなかった。
相互交換対応後は、電話番号や料金プランを維持したまま、物理SIMからeSIMへ交換したり、逆にeSIMから物理SIMへ交換することが可能となる。タイプD(物理SIM)からタイプA(eSIM)やその逆など、ドコモ網とau網をまたいだ変更にも対応する。
SIMを交換する場合、交換手数料に加え、SIMカードまたはプロファイルの発行手数料が必要だ。
サービス開始後はIIJmioの会員専用ページから交換を申し込める。物理SIMからeSIMに変える場合は、最短で手続当日に切り替えることも可能。音声通話非対応のプランや、ギガプラン以外の音声通話プランは対象外だ。