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Acoustune“笙”に音響チャンバー「ACT06/07」追加。洋白+天然石素材採用

2023年08月18日 11時00分更新

文● ASCII

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ACT06

 ピクセルは8月18日、イヤホンブランド「Acoustune(アコースチューン)」より、HS2000シリーズ用オプションとして、チャンバーモジュール「ACT06」「ACT07」を発表した。実売価格はそれぞれ10万2680円前後の見込みで、8月25日より発売する。

HS2000シリーズ

 「HS2000MX SHO -笙-」「HS2000MX SHO -笙- MKII」には、可動式アウターハウジングを開閉することで音響チャンバーモジュールを交換できる「Acoustune Capsule Technology(A.C.T.)」機構を搭載している。HS2000シリーズ用オプション音響チャンバーモジュールとして、ACT06・ACT07のほか、ACT05、ACT04、ACT03、ACT02を販売中。モデルごとに内蔵のドライバーユニットやチャンバー素材、サウンドチューニングなどが異なるため、モジュールの交換によってデザインやサウンドの変化を楽しめる。

ACT06

 ACT06とACT07は、ACT03/04で採用されたミリンクスWSドライバーを元に、新たに採用された石材バッフル板や洋白材チャンバーの特徴に合わせ、ダイナミックドライバーの構成要素である各パラメーターを調整・最適化した「ミリンクスSSドライバー」を搭載する。洋白は別名ジャーマンシルバーとも呼ばれるニッケル・亜鉛・錫から構成された合金。

 ACT06は、ACT07と比較してニッケルの含有比率を高め、ボーカル帯域に厚みを持たせるチューニングを施している。ダイナミックドライバーには、従来のミリンクス振動版を採用しながらも、天然石を用いた石材バッフル材の特性を活かし、伸びやかで鋭い硬質な響きを楽しめるという。ACT06はチャンバー表面を光沢仕上げとし、石材が持つ上品な質感を引き立たせることで高級感を演出している。

ACT07

 ACT07は、ACT06と比較して亜鉛・錫の含有比率を高め、ボーカル帯域と量感のある低域を両立したチューニングを施している。ダイナミックドライバーには従来のミリンクス振動版を採用しながらも、人工石を用いた石材バッフル材の特性を活かし、伸びやかで鋭い硬質な響きを楽しめるという。ACT07はチャンバー表面をブラスト(粗目)仕上げとし、落ち着きのあるマットな質感と石材の鮮やかな碧色の対比によって美しさを演出している。

ACT07

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