ビジネスアイデア&ハッカソンコンテスト「IDEACTIVE JAPAN PROJECT」による第1回「ひらめきアイデアコンテスト」の最終審査会が6月24日に開催された。
IDEACTIVE JAPAN PROJECTは、日本マイクロソフト、ソフトバンク、Facebook Japan、VISITS Technologies、IoTビジネス共創ラボの4社1団体が共同で発足したプロジェクト。「SPACE」「SDGs」「エンターテインメント」「XR (メタバース) 」「IoT」「AI」の6つのカテゴリーを対象に2022年9月からビジネスアイデアを募集。1次審査と2次審査を通過した19のチームが、各カテゴリーの専門家をメンターに迎えてブラッシュアップを重ね、最終審査に挑んだ。
当日は会場となる博報堂プロダクツ豊洲の「TOYOSTREAM」で1500名以上の観客が見守る中で熱いピッチが繰り広げられ、YouTubeのライブ配信なども実施。今回、最終審査に臨んだ最年少は小学4年生で、インターネット犯罪などから高齢者や子どもを守る「AIコンシェルジュと私」という、ChatGPTを利用したアイデアを披露。
ひらめきアイデアコンテストの第1回の最優秀賞に輝いたのは、SDGsカテゴリーから「子どものおこづかいをなくす!」と、家庭内起業キットのアイデアを発表した「悟空のきもち THE LABO」。起業体験ほか農業体験や食育、節約など多彩な学びを体験できる。
授与式にはプレゼンターとして、スペシャルアンバサダーのピコ太郎さんも登場。
また、各カテゴリーから1チームずつ優秀賞も選出され、記念の盾と副賞が贈呈された。
この他6チームに企業賞が授与され、最新のPCや企業の提供するスキル研修参加権、5G環境の提供やファイナンスアドバイスなど豪華な副賞が贈呈された。IDEACTIVE JAPAN PROJECTでは、社会実装に向けた次のステップとして事業アイデアのプロトタイプをアクティベートし、今回の取り組みから生まれた数々のアイデアをビジネスへ成長させるため今後もさまざまな取り組みを展開する仕組みを検討するとしている。