ごきげんよう、アスキーグルメのナベコです。夏の暑さに耐えかねて、涼し気に食べられるそうめんを盤石に買い揃えていたところ、少し前にご祝儀を贈った友人からお祝い返しにと大量のそうめんが届きました。私はこの夏、何束のそうめんをゆでなくてはいけないんでしょう。夏のあるあるですね。
というわけで、日本の夏に欠かせない、そうめん。アスキーグルメでも、“そうめんのオリーブオイルのちょい足し”や、水で締めずに温かいままで食べる“釜玉そうめん”など、いくつか試して紹介してきました。
そうめんだけだと物足りない
やっぱりお肉もほしい!!
今回は、お肉系のがっつりそうめんにトライ! というのも、そうめんは軽く食べられる一方で、それだけだとどうしても“腹もちが悪い”といったイメージがあります。やっぱり、自称食べ盛りのナベコはお肉が欲しいんです。
そこで、鶏肉ゴロゴロのそうめんを“ひやあつ”で食べたところ最高においしかったです!!
ひやあつとは何かって? 冷たいそうめんを熱々のおつゆにつけて温冷のギャップを楽しみながらすする食べ方です。温かいおつゆなのでお肉のジューシーさもバッチリ。
手順はコチラです。
■“ひやあつ”の鶏肉ゴロゴロそうめん
~用意するもの~
・そうめん 1束
・鶏肉(もも肉orむね肉)100g前後
・ネギ 1/4本程度
・めんつゆ 180cc程度
・醤油 小さじ1杯程度
・酒 小さじ1杯程度
※その他お好みで、みょうが、ごま、生姜などを加えてみてください
私が用意したのは「半田そうめん」。徳島県美馬郡つるぎ町(旧半田町)で作られたものだけが半田そうめんの名称がつきます。
半田そうめんは一般的なそうめんよりも太いです。そのため、食べ応えあるんです。
ガッツリ行きたいために今回は半田そうめんにしましたが、普通のそうめんで作っても、もちろん大丈夫ですよ。
鶏肉をたっぷり100gほど使用(写真は110gくらい)。使用した鶏肉は徳島県のブランド鶏「阿波尾鶏」(あわおどり)。
そうです、今回の裏テーマは“徳島”。徳島の半田そうめんと阿波尾鶏の徳島コンビでいただいちゃいます。もうすぐ阿波踊りが開催されますしね。
もちろん、スーパーで売っている銘柄のない鶏肉でも十分おいしいので、好きな鶏肉を使ってもらって問題ありません!
そうめんはあらかじめゆでて、水で締めてしっかり冷やしておくといいでしょう。
まず、フライパンに油を敷いて、鶏肉とネギをサッと炒めます。
表面にいい焼きめがついたら、日本酒と醤油をそれぞれ小さじ1杯程度加えて香ばしさを出します。
そこに180㏄程度めんつゆを投入。ストレートタイプだったらそのままで。希釈タイプの場合、あらかじめ、水で割って適量を作っておいてください。
くつくつとめんつゆが煮立ったら大きめのお椀に移して、仕上げにミョウガなど薬味を加えて完成。
冷×熱の温度差がうまうま
“ひやあつ”鶏肉ゴロゴロそうめん
出来上がりました。熱々のおつゆでいただく、“ひやあつ”の鶏肉ゴロゴロそうめん。
鶏肉やネギのジューシーな香りや、めんつゆを煮たてたことによる醤油やだしの香ばしい香りが部屋中に漂っています。食欲が出ない夏にも、これならお腹が反応しちゃう。
では、いただきます!
しっかり冷やしておいたそうめんを熱いおつゆをサッとくぐらせると「冷たいのに温かい」の新境地。舌先で感じる温度が、おつゆをくぐせてない部分はピヤッと冷たく、おつゆをまとった部分が入ってくると次第に熱くなって、その変化がなんとも涼やかで楽しい。
ひや! あつ! を繰り返しているうちにあっという間に麺がなくなっていきます。
冷たいと熱いのギャップがなるべくあったほうがおいしく感じるので、そうめんは氷水などでしっかり冷やしておきましょう。
ガブッ、ギュムッとかじりつけるゴロゴロの鶏肉は食べごたえ最高!
そうめんとお肉を合わせたい場合、冷しゃぶや蒸した鶏肉をトッピングするのもアリですが、焼きたてを熱々のおつゆでいただくと脂の旨みが存分に発揮されます!
ちなみに、今回、使用したのは阿波尾鶏の中でも保水性が高く、冷凍で購入しても柔らかいと評判の“熟成”阿波尾鶏です。むね肉なのにパサついた感じがなくジューシーにいただけました。
ちょっと味が濃いけど、おつゆまで飲み干せばお腹いっぱい。腹持ちの心配なんてどこかにふっとんじゃいます。
食べ応えしっかり!
いつものそうめんに飽きた時にも
以上、お肉を食べたい気持ちで作った「“ひやあつ”鶏肉ゴロゴロそうめん」でした。今回は鶏肉で作ったけど、豚肉や牛肉でも応用できそうです。そうめんを食べたいけど、お肉もほしいという人。“ひやあつ”でいきましょう!
★そうめん特集見てね★
アスキーグルメでは記者ナベコがきままにそうめんアレンジを実践する「SoGoodそうめん。試そうめん。」特集をやっています。週1くらいで更新予定。そうめんを「SoGood!」にしたい人は見てください
↑釜玉そうめんなど紹介しています!
ナベコ
酒好きライター、編集者。酒活動しています。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に参戦するなど。ホットカーペットが気持ちよすぎて床で寝おちして朝陽で気が付く日々。せっかく年始におろしたパジャマを着ないと……。
♪アスキーグルメでおいしい情報配信中♪
この連載の記事
-
第6回
グルメ
5分簡単おつまみ「焼きそうめん」が“パリうま”であっという間に消えていくぞ!! -
第5回
グルメ
え、甘い「めんつゆ」ってこんなに美味なの!? そうめんライフハック -
第4回
グルメ
「水そうめん」を一度食べるとそうめん感が変わる -
第2回
グルメ
めんつゆにアレを加えるだけ 簡単おいしい一秒そうめんアレンジ! -
第1回
グルメ
玉子と醤油だけ!そうめんの“釜玉”アレンジが究極的に簡単でウマイ - この連載の一覧へ