シャオミ・ジャパンが7月29日、都内某所で「モノづくり研究所」を開催しました。同イベントは、シャオミがファンとの交流を目的に、昨年から不定期で開催しているもの。今回は、7月27日に最新タブレット「Xiaomi Pad 6」を発売したのを機に、これまで同イベントに参加したことがある5人が招かれていました。
XiaomiファンとともにXiaomiについて考える
今回のアジェンダは、Xiaomi Pad 6のハンズオンと、シャオミのこれからを語り合う座談会の2部構成。まずは、参加者にXiaomi Pad 6が配布されました。
イベントを進行したのは、シャオミ・ジャパンのプロダクトプランニング本部 本部長の安達晃彦氏。まずは安達氏から、アルミを用いたユニボディー、横向きでセンターに設置されたフロントカメラ、別売のペンやキーボードと組み合わせて便利に使えることなど、Xiaomi Pad 6の特徴が紹介されました。
参加者が開封し、初期設定を行ない、使い始めたところでX(Twitter)でのライブ中継も実施。参加者たちの率直な感想が配信されました。
ペンやキーボードも使えて便利
ファンが語るXiaomi Pad 6の使い勝手良さ
第一印象は「薄い」「デザインがいい」と好評で、前モデルのXiaomi Pad 5を使っている参加者からは「設定に“タブレット向けの機能”が追加され、会議ツールという機能も追加されている」という発見も。
Xiaomi Pad 6は、シャオミの公式オンラインストアなどで販売する6GB+128GBモデルが4万9800円、量販店では8GB+128GBモデル(5万9800円)も販売されています。対応アクセサリーとしては、Xiaomiスマートペン(第2世代、1万4800円)、Xiaomi Pad 6 キーボード(1万3800円)、Xiaomi Pad 6 フリップケース(3980円)を用意。これらの使用感もチェックしていました。
スマートペンは「他社のペンはペン先が硬すぎて、カチカチとする音が気になったり、柔らかすぎて滑りが悪かったりするが、このペンは硬すぎず柔らかすぎずでちょうどいい」「機能を切り替えられるボタンが2つあるのが便利」「追従性も10万円くらいのタブレットに比べて遜色ない」などと高評価。
キーボード付きカバーについては、「マグネットでしっかりくっついて、すぐに使えるのがいい」「キーの跳ね返りがよく、好きな打感」「静音設計で、どこでも静かに記事を書ける。ブロガーに向いている」といった感想が聞かれました。キーボードがないシンプルなフリップカバーも「質感がすごくいい」と絶賛されていました。
緊急討論! Xiaomiの認知度を上げる方法
座談会は、あらかじめお題が用意されていましたが、最も熱く語られたのが「日本でシャオミの知名度を上げるには、どうすべきか?」ということ。安達氏によると、昨年、Xiaomi 12T Proの発売時にソフトバンクと“神ジューデン” のCMを放映したことなどもあり、徐々に知名度は上がってきてはいるが「まだシャオミの名前を知らない人は多く、特に女性の認知が広がっていない」とのこと。
参加者からは、「家電にもいい製品がたくさんあるので、まず家電からアプローチするのがいいのでは?」「ペンとか爪切りとかミラーとか、雑貨系で攻めるのも悪くない。期間限定のポップアップストアから始めるのは?」「絶対必要な大型家電はよく知っているメーカーのものを買いたい。だから日本で売るには、なくても困らないけど、あったら便利な調理家電なんかがいいかも」と、活発に意見が交わされていました。
されど、やはり参加者のみなさんが一番気になっていたのは、日本で発売される次のスマホ。座談会が終わった後も、フリートークで盛り上がっていました。