元Twitter、現Xのアカウント流出でフィッシング詐欺の嵐に巻き込まれ
偽の三井住友カードから1日おきに「謎の支払日」を設定される私
2023年07月26日 17時00分更新
その詐欺メールはなぜか1日おきに届く
三井住友カードを騙ったフィッシングメールで特徴的なのが、非常に律儀であること。向こうも商売なのですから当然と言えば当然(?)なのかもしれませんが、必ず1日おきに、この支払日案内メールを送ってくるのです。
なぜ毎日ではないのか、2日おきにしない理由は何なのか、これが北村薫の推理小説ならばここから気の利いた謎解きが始まるのになあ……などと思いを巡らせているうち、この積極的なアピールに応えない自分のほうが悪いような気分になってくるから不思議です。
実際、原稿締切を小刻みに伸ばし続ける厄介筆者になったかのような錯覚に襲われてしまい、このフィッシングメールが届き続けた7月上旬は体調を崩してしまいました。フィッシング詐欺で健康被害に遭った最初の事例ではないでしょうか。
ニセモノを見破る簡単な方法は?
第1回の偽Amazonのフィッシングメールの場合は、公式が提供しているサービスで簡単に見破る方法がありました。残念ながら今回はありません。ただし、三井住友カードの公式サイトには「不審なメールへの対応」というページがありますので参考にしてみてください。
また今後、みなさんのもとにフィッシング詐欺のメールやSMSが届いたら、フィッシング対策協議会に報告すると良いでしょう。
この連載の記事
-
第5回
デジタル
楽天カードを装う詐欺メールの見分けは意外と難易度高し -
第4回
デジタル
PayPay銀行のニセモノが真偽を判別しにくい厄介な理由 -
第3回
デジタル
私のクレカ情報を求めて偽のモバイルSuicaが釣り竿を垂らしてきた -
第1回
デジタル
偽Amazonから2ヵ月で19通「プライム会員費を払え」とメールが届く夏 - この連載の一覧へ