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週刊つぶやき流行語総研 第83回

2023年7月12日~7月18日に“元”Twitterで注目された「PC・スマホ・ネット」ワードをチェック

“元”Twitterで「Threads(スレッズ)」は1週間に2万6226回つぶやかれた

2023年07月26日 17時30分更新

文● せきゅラボ

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ポストTwitterのツイート数はどこまで伸びるのか?

 6位は「Twitch」。スマホゲーム『崩壊:スターレイル』が、Twitchの配信を見るだけでゲームの報酬が獲得できるキャンペーンを展開。1万いいねを獲得しています。

 7位は「少年ジャンプ+」。漫画家の横槍メンゴが、「少年ジャンプ+」連載の『【推しの子】』最新話の更新を報告。3879RT、2.1万いいねと拡散されています。

 8位は「小説家になろう」。多くの「なろう」投稿者が自身の作品の更新情報などをツイートしています。なかでも、大石優による作品『魔王討伐を命じられた勇者、希望に胸を膨らませる』の完結告知ツイートや、三ツ葉きあによる作品『世界の平和より自分の平和』の宣伝ツイートが人気となっているようです。

 9位は「Spotify」。ホロライブのVTuber・星街すいせいが、Spotifyで自身の曲「Stellar Stellar」と「GHOST」の1000万再生突破を報告。2.9万いいねを獲得しています。

 10位は「Threads」。ペットのハムスターの様子を投稿しているとあるユーザーがThreads(スレッズ)での投稿開始を報告、3195いいねを獲得。ほかにもTwitterで活動していたユーザーが「Threadsを始めたのでそちらもよろしく」といった告知投稿が増加しています。

賑わう「Threadsアカウント作成報告」

 執筆時点では新たにDM(ダイレクトメッセージ)が1日あたり20回までに制限されました。それ以上は有料のTwitter Blue加入が必須です。Twitterはこのまま有料アカウントのサービス充実ではなく、無料アカウントの利便性を削る方向で改革を進めていくのでしょうか。

 ……と書いたのが7月22日。週末中に“サービス名自体がTwitterからXに変更される”とアナウンスがあり、週明けには慣れ親しんだ青い鳥のロゴがネットの彼方に消えました。

 さて、今回の10位は加入者1億人を突破してポストTwitterの呼び声も高いアプリ「Threads(スレッズ)」。ツイート数は2万6226で、傾向としては“Threadsにもアカウントを作ったのでお知らせします”という内容が多い模様。

 現状はフォローしたユーザーのみのタイムラインを構築できなかったり、Webブラウザでフルサービスを使えなかったりと、代替サービスとしては正直難点が目立つ出来映えです。ユーザーが『期待を裏切られた』と感じるまでにどこまで改善できるかが勝負でしょう。

たまに役立つセキュリティ豆知識

Q:「パスキー(PassKey)」ってなに?

A:パスワードに代わる認証方式の1つ。

 パスワードを使わない認証基準を普及させようとする団体「FIDOアライアンス」が策定した認証方式で、正式名称は「マルチデバイス対応FIDO認証資格情報(multi-device FIDO credential)」という。

 パスワードの入力ではなく指紋認証や顔認証といった生体認証のほか、特殊なパターン認証を公開暗号鍵と紐づけることでユーザー認証を可能にする。

 パスキーを利用する場合、必要な情報は認証に利用するデバイスのみに保存されているため、ネット上に流れることはなく高いセキュリティを担保できる。また、そのデバイスを紛失した場合でも、そのロックを解除するために生体認証などが必要となるため、第三者による悪用が難しい。

※ご紹介しているデータは、角川アスキー総合研究所が提供中の「Twitter解析サービス」を基にした内容です。本サービスでは、Twitter社と公式に契約して取得したエンターテインメントに関連する全ツイートデータから、独自の辞書データベースを活用して、高い精度で目的のツイートを抽出・分析することが可能です。当社とNTTデータ、東京大学喜連川研究室による独自の解析システムを用いて、ポジティブ・ネガティブの判定、性別や年代の推計もご提供できます。ご興味・ご関心をお持ちの方は下記よりお気軽にお問い合わせください。
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