アスクは7月20日、Synology製のビジネス向けオールインワンNASキットとして2ベイモデル「DiskStation DS224+」と1ベイモデル「DiskStation DS124」を発売した。実売価格は、DS224+が5万600円前後、DS124が2万6200円前後の見込み。
強力なスナップショット機能を備えたBtrfsファイルシステムをサポートし、ランサムウェア対策やBCP/DR対策にも柔軟に対応する。DS224+は、フェイルオーバーおよびLink Aggregationに対応したギガビットイーサネットを2基装備し、突然のハード故障においても十分な冗長性を確保したとする。
直感的に操作できるユーザーインターフェースを採用し、柔軟な管理オプションが用意されたSynology NAS専用のオペレーティングシステム「DiskStation Manager(DSM)」に対応。ストレージの管理から、データバックアップ、ファイル共有など多くの用途に対応するほか、Synologyパッケージセンターより、個人向けまたはビジネス向けに設計された豊富な専用アプリケーションをインストールできる。
また、本製品は監視カメラを一括管理することができ、ネットワークカメラサーバーとしても利用が可能。専用アプリケーション「Surveillance Station」からリアルタイム監視や記録データのタイムラインビューが可能で、法的証拠としても使用可能な認証も取得している。
iOSやAndroidデバイス用の専用アプリが用意されており、音楽、写真、動画コンテンツ向けに、外出先でのデータ確認・共有、システム状態やサーバーのセキュリティー監視などができる様々なアプリを使用できる。さらに、ルーターのポート転送設定無しで外部から写真、音楽、データを利用できるクイックコネクト機能をサポートする。
DS224+のサイズは幅108×奥行き232.2×高さ165mm、重量(ドライブ除く)は1.3kg。DS124のサイズは幅71×奥行き224×高さ166mm、重量(ドライブ除く)は0.7kg。いずれも保証期間は2年間。