レブコムは7月20日、同社の音声解析AI電話「MiiTel(ミーテル)」に、「Incoming Webhook(インカミングウェブフック)」「Outgoing Webhook(アウトゴーイングウェブフック)」機能を新たに追加した。
MiiTelは電話営業やコンタクトセンター業務における会話の内容を解析し、高精度のフィードバックをして商談獲得率や成約率を向上させる音声解析AI電話サービス。AI解析プラットフォームである「MiiTel Analytics」に取り込んで分析し、任意のCRM(顧客関係管理)、BI(ビジネスインテリジェンス)、SFA(営業支援)システムなどにデータ連携できる。
Incoming WebhookはMiiTel以外で作成された音声データをMiiTel Analyticsに取り込む機能。他社の電話を利用して生成した音声録音ファイル(wav/m4a/mp3のいずれか、ステレオ録音)ならびにデータ(JSON形式/ID/通話種別/グループ名/発信時刻/通話開始時刻/終話時刻/発信元電話番号/着信電話番号など)を取り込むことにより、MiiTelでの通話に対して提供している全文文字起こし、要約、話速やトーク・リッスン比率、抑揚などの通話音声分析、音声感情認識といった機能を利用できるようになる。
Outgoing WebhookはMiiTelで作成した応対履歴データを他社システムへ提供する機能。音声解析終了時に顧客が指定したURLに対して音声解析結果をリアルタイムにJSON形式で送信。応対メモや文字起こしをはじめ、MiiTel Analyticsに記録された膨大なデータを提供できる。これにより、顧客情報に紐づけて活動履歴を作成したり、チャットツールに音声解析をリアルタイムで通知することなどが可能となる。