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最小構成Arduinoとユニバーサル基板が合体した、Wi-Fi対応のマイコンボード

2023年07月14日 10時00分更新

文● 鈴鹿 廻 編集● ASCII

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 必要最小限の部品とWi-Fiモジュールを搭載したマイコンボード「Universal ESPduino 半完成キット」がShigezoneで販売中。みんなのラボの製品で、価格は2750円だ。

より自由度の高い工作が楽しめる、ユニバーサル基板が合体したArduino Uno互換ボード。Wi-Fiモジュールなど一部部品が実装済みの半完成品になっている

 Arduinoの必要部品とWi-Fiモジュールのみを実装し、空きスペースをユニバーサル基板にしたArduino Uno互換のマイコンボード。Wi-Fiモジュールの「ESP8266(ESP-WROOM-02)」とmicroUSB端子、3.3V電源レギュレーター、ブートセレクト用DIPスイッチ、リセットスイッチなどは実装済みだが、ピンヘッダやピンソケット、タクトスイッチをはんだ付けする必要のある“半完成”状態になっている。

 空きスペースがユニバーサル基板になっていることで、2階建てのかさばる実装を避けて1枚の基板で完結させるなど、より手軽な電子工作が可能になる点が特徴だ。

Arduino IDEを使って開発できるブートローダーが書き込み済みで、UARTモードで起動させることでWi-Fiが立ち上がり、OTAでプログラムが書き込める

 そのほか、DIPスイッチ切り替えで起動時にUARTブートローダー、内蔵FLASH起動、SDIOモードを選ぶことが可能。これにより、起動後にすべてのポートを使用するようにプルアップ・プルダウン抵抗からポートを切り離すことができる。

【取材協力】

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