マクニカは7月12日、サステナブルパビリオン2025に出資および技術協力の契約を締結したと発表した。
サステナブルパビリオン2025は大阪・関⻄万博シグネチャーパビリオン「null2」のブロンズパートナーで、落合陽一プロデューサーによるnull2のコンテンツを会期後も継続的に活用していくことを目的として設立された株式会社。その中でもNFT技術を用いたデジタルヒューマン型ID基盤「Mirrored Body」を最も重要なコンテンツとする。
デジタルヒューマン型ID基盤が社会に実装されると銀行や店舗でのキャッシュレス決済や、健康データ管理、自治体の住⺠登録、ポイントプログラムといったさまざまなシームレスかつ高スループットな顧客体験を可能にし、デジタルIDと物理的IDが一体となった究極のサービスを実現できると期待されている。
マクニカでは、Mirrored Bodyのセキュリティー向上を総合的に支援するほか、インターネット接続と境界を設けて安全に重要な資産にアクセスするための専用ハードウェアウォレットを万博仕様の特別デザインで提供することを目指しているという。