このページの本文へ

LiveMixerに加え拡張スロット部にもUSBポートを用意

USB計23基の衝撃! GALLERIA(ガレリア)が配信者向けBTOPCに本気を出した

2023年07月21日 11時00分更新

文● 勝田有一朗 編集●八尋/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

特徴的な外観は、使い勝手もよく考慮された機能的なデザイン

 まずはZA7C-R47 動画配信向けモデルの外観からチェックしていこう。GALLERIA(ガレリア)には、専用のオリジナルデザインのPCケースが使用されており、ZA7C-R47 動画配信向けモデルはミドルタワーの「ガレリア専用 SKケース」が用いられている。現行デザインは2020年に一新されたもので、それから約3年が経過し“GALLERIAといえばこれ”といった感じで広くしられているPCケースになったのではないだろうか。

 筐体サイズは、およそ幅220×奥行440×高さ480mmと、いまどきのミドルタワーらしく奥行きが若干小さめ。机の上にも置きやすいサイズだ。

GALLERIA LiveMixer

オリジナルデザインがGALLERIAの強み。サイドパネルには透明アクリル窓が備わっており、ちょうどCPUクーラーあたりのPC内部構造を覗き込める。またサイドパネル前部にはフロント吸気用スリットが設けられていて、その隙間から覗く青色の防塵フィルターもデザイン的な大きな特徴

 PCケースの顔ともいえるフロントパネルはマットブラック仕上げで、シンプルでフラットなデザインが特徴。フロントパネル中央にはGALLERIAのロゴがあしらわれている。そのフロントパネルをぐるっと囲むようにコの字型のRGB LEDライトバーを搭載し、ゲーミングパソコンとしての存在感を力強く主張している。RGB LEDライトバーはマザーボードのARGBに接続されているので、LEDの色や光り方はソフトウェアから制御可能だ。

 またフロントパネルには、5.25インチ外部ベイが1基備わっており、Blu-ray Discドライブなどを内蔵可能。必要な人にはうれしい装備といえるだろう。

 なお、フロントパネル自体はフラットなデザインだが、フロントパネルから天面や底面へ繋がる部分には曲線や曲面を取り入れており、そこで生じる濃淡がいい感じのアクセントにもなっていると感じた。

GALLERIA LiveMixer

シンプルでフラットなフロントパネル。外部ベイも未使用時はほとんど目立たないデザインだ

GALLERIA LiveMixer

RGB LEDライトバーは制御ソフトウェア(ASRock Polychrome RGB)で制御可能

 各種インターフェースやスイッチ類にアクセスする前面コンソールパネルはフロントパネルと天面を繋ぐ角を45度に面取りした部分に配置されており、そのまま「ななめ45度コンソールパネル」と命名されている。床置きでも机置きでも、どちらでも手を伸ばしてアクセスしやすい設計だ。

 前面コンソールパネルには、電源ボタン、リセットボタン、ストレージアクセスLED、USB 3.2 Gen1 Type-A×4、オーディオアウト、オーディオインが並ぶ。電源ボタンには青色LEDが組み込まれており、電源投入時にはボタン周囲が光る仕掛けになっている。

GALLERIA LiveMixer

斜めに角度が付けられた前面コンソールパネルは、床置き、机置きのどちらでも使いやすい。なお天面とフロントパネルはマットブラック塗装となっているが、前面コンソールパネルとサイドパネルはガンメタリック塗装。ツートン仕様がGALLERIAデザインの特徴だ

 前面コンソールパネルから繋がる天面は、ほぼ全体に格子状の通気口が設けられておりエアフローはバッチリ。内部にはホコリの侵入を防ぐ防塵フィルターも備わっている。ZA7C-R47 動画配信向けモデルでは天面に水冷CPUクーラーのラジエーターを採用。CPUの熱を天面から排出する機構になっている。

カテゴリートップへ

関連サイト