ラーメンWalkerキッチン×ソラコムが挑んだ30日の現場DX

SORACOM Discoveryであなたはラーメン店×IoTの無限の可能性を見る

大谷イビサ 編集●ASCII

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 今週7月5・6日はいよいよソラコムの年次イベント「SORACOM Discovery 2023」だ。4年ぶりの会場開催となる6日(木)、「実録!ラーメン店の現場DX、30日の挑戦」というタイトルで登壇するのが、「ラーメンWalkerキッチン」を展開するわれら角川アスキー総合研究所になる。ソラコムとともに、約1ヶ月で走りきったラーメン×IoTの取り組みとイベントの見どころを紹介する。

東所沢のサクラタウンにあるラーメンWalkerキッチン。閉店時に作業

業界課題に立ち向かうラーメンWalkerキッチンとソラコム

 ラーメンWalkerキッチンは、ところざわサクラタウン(東所沢)にあるライブハウス型のラボ型店舗。「ラーメンWalker」をメディアとして展開している角川アスキー総合研究所が運営している。さまざまな人気ラーメン店主がこだわりの一杯を提供してくれる、まさにラーメン文化の発信基地だ。

 そんなラーメンWalkerキッチンは、ラーメン店主に店舗を期間提供するだけでなく、ラーメン業界が抱えるさまざまな課題を解決する使命がある。ラーメン店の店主は、単にラーメンだけを作っていればいいわけではない。商品をスムーズに提供するためのオペレーションの改善、売上や在庫の管理、従業員の採用やシフト管理、店舗や冷蔵庫などの施設の管理など、その業務は多岐に渡る。こうした現場の業務負荷をいかに軽減し、ラーメン店主にラーメン作りに注力してもらうか。業界を盛り上げたいラーメンWalkerキッチンにとっても大きなテーマなのだ。

 これを実現するためには、テクノロジーを用いた飲食店DXが絶対に必要になる。そこで協力をお願いしたのが、IoTプラットフォームを展開するソラコムだ。ふとしたきっかけでラーメンWalkerキッチンの取り組みについてやりとりした両者は、あっという間に意気投合。ほぼ1ヶ月という短い時間で、来客カウント、来場者属性分析、冷蔵庫の温度管理などIoTによる飲食店のDXにチャレンジした。

30日間の激闘IoTプロジェクトを生々しくお伝え

 来週のSORACOM Discoveryでは、ラーメンWalkerキッチンを運営する角川アスキー総合研究所と飲食店DXを支援してくれたソラコムの担当者が登壇し、30日間の激闘プロジェクトの模様を楽しく、生々しく、お伝えする。

 本セッションでは、ラーメンWalkerキッチンの企画運営を手がける角川アスキー総合研究所の吉川栄治が登壇。テクノロジーに明るいという資質も活かし、ラーメン店主と共同で店舗運営する中で見えてきた課題について、ソラコムとともにその解決に挑んだラーメンWalkerキッチンでの取り組みをビジネスと技術の両面で振り返る。

 ソラコムからの登壇は、IoTカメラソリューション「ソラカメ」を中心に顧客をサポートするアライアンスマネージャー 高見 悠介、PoCから本番環境までIoTシステムの設計・提案を手がけるソリューションアーキテクト 井出 尭夫の2名。東所沢の店舗に何度も通い、吉川が繰り出すさまざまな難題に技術と熱意で応えてきた2人が、ラーメン店特有の課題とテクノロジーのすりあわせについてわかりやすく語ってくれる。

カメラの設置場所で試行錯誤を続ける角川アスキー総合研究所の吉川栄治&ソラコムの高見 悠介

現場の声にあわせてオンサイトでデバイスを変更する井出尭夫

 そして、モデレーターはプロジェクトの様子を、ときに現地で、ときにオンラインで、生温かく見守ってきたASCII編集部の大谷が担当。聴衆のみなさまにはプロジェクトのポイントや気づき、そしてチャレンジの重要さをあまさずお伝えします。会場でしか見られないスペシャルセッションなので、必ず来てくださいませ!

SORACOM Discovery 2023
実録!ラーメン店の現場DX、30日の挑戦

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