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1kmまでのギガビットイーサネット通信と給電可能な「ギガビットエクステンダ」発売

フエニックス・コンタクト株式会社
2023年06月28日

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フエニックス・コンタクト株式会社
~電源いらずの遠隔カメラ撮影が可能に~

フエニックス・コンタクト株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表:青木良行)は、1kmまでの距離に おいてギガビットイーサネット通信と給電が可能な「ギガビットエクステンダ(以下本製品)」を2023年7月11日(火)より日本国内で正式発売します。


本製品は、1kmまでに延長した同軸ケーブルもしくはツイストペアケーブルの両端にそれぞれ設置すると、それらのケーブルを通して本製品のイーサネットポートに接続されている機器間でのギガビットイーサネット通信が可能になります。さらにPoL(Power Over Link)機能により、遠隔のPoE製品への給電も可能となります。電源なしの遠隔地に監視カメラを設置することや、既設のアナログカメラ用ケーブルを利用してのデジタル化などが可能になります。

図1:本製品外観(同軸ケーブル接続タイプとツイストペアケーブル接続タイプ)
主な特長
1kmまでのギガビットイーサネット通信:イーサネットの制約100mを超えて同軸ケーブルもしくはツイストペアケーブルで、1kmまでのギガビット通信が可能になります。

1km先への給電(PoL)で電源フリー:監視カメラなどのPoE機器を設置する場所に、本機器用も含めて電源が不要になるため、設置の自由度が増します。また設置コストや設置時間を削減できます。

既存設備の配線が利用可能:既設のアナログカメラ用の同軸ケーブルやツイストペアケーブルを使っての通信、給電も可能で、導入コストや導入期間を削減し、デジタル化を図ることができます。

多彩な接続トポロジ:ポイントツーポイント、ライン、スター、リングといった多彩な接続トポロジが可能です。リング接続では経路冗長が可能です(PoL機能は要無効)。

プラグ&プレイ:設定は、PoL機能を有効/無効にするDIPスイッチのみのため、簡単に動作を開始できます。

任意のプロトコルに対応: あらゆるイーサネット上のプロトコルの転送が可能です。


図2(上) 遠隔のPoEカメラへの給電とギガビット通信

図3(右) 可能なスタートポロジーの例
主な仕様

(*1)同軸ケーブル接続用、ツイストペアケーブル接続用の2種類があり、それぞれPoE接続可能かどうかでさらに2種類があり、計4品番の機種がございます。
(*2)実際の接続構成で制限内容が変わります。詳細は「設置ガイド」をご覧ください。

フエニックス・コンタクトは、今後もお客様のニーズを先取りする革新的な製品ラインアップにより、
省工数化、省スペース化、デジタル化時代に対応するお客様のIoT化促進に貢献します。

詳細情報・ダウンロード
ニュースページ:https://www.phoenixcontact.co.jp/extender-g(フライヤ・設置ガイド)

製品ページ : https://www.phoenixcontact.com/ja-jp/gigabit-ethernet-extenders(製品仕様)

リリース(PDF):https://prtimes.jp/a/?f=d28451-31-4cf6c4a1d1a16b168f1167b6452d2986.pdf



フエニックス・コンタクト株式会社について
世界55か国以上の海外支社を展開し、従業員20,300人以上、創業100年以上の歴史を持つドイツの産業用接続機器、制御製品および通信機器のマーケットリーダー、フエニックス・コンタクト社の日本法人。日本国内では本社(神奈川県横浜市)をはじめ11拠点、および配送センター(神奈川県大和市)を通じ、DINレール搭載用端子台・プリント基板用端子台・産業用コネクタなどの接続機器や、信号変換器・電源・リレーを中心とする電子機器、サージ保護機器、および産業用ネットワーク機器など10万点以上におよぶ製品の販売およびカスタマーサービスを行う。詳細はHPをご覧ください。https://www.phoenixcontact.co.jp

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