ローランドは6月22日、高い汎用性を備えたボス(BOSS)ブランドのディレイ・マシン「DM-101」を発表。7月15日に発売する。
ボスの高度なテクノロジーと蓄積されたノウハウの融合により生まれた最新のアナログ・ディレイ。8つのBBDと緻密なチューニングを施した周辺回路の組み合わせにより、12のモードごとにディレイ・サウンドを最適化。
フル・アナログで構築されたディレイ回路をCPUによるデジタル方式で制御しており、回路制御にデジタル方式を採用することで従来のアナログ・ディレイでは難しかった多彩なディレイ・サウンドでの演奏を可能にしている。さらに、タップ・テンポ機能やキャリーオーバー、ステレオ出力、MIDIコントロールへの対応など、現代のギタリストに不可欠な高い汎用性を実現。例えば「VINTAGE」「MODERN」モードではBBDの数量やフィルターなどをコントロールすることで特徴のあるディレイ・サウンドを実現し、「PAN」「DUAL MOD」モードでは、BBDの接続(直列もしくは並列)の変更や、それぞれのBBDへ異なるクロック信号を送信することで、多彩なステレオ・サウンドを実現。
現代のギタリストに求められる高い汎用性を備え、タップ・テンポ機能により演奏する曲に合わせたディレイ・タイムを即座に設定することが可能。ディレイ・サウンドを簡単に得ることができる「タップ・ディビジョン」機能を搭載しており、メモリー数は本体に4つ、さらにMIDI経由で127個に拡張が可能。また、エフェクトをOFFに切り替えた際にディレイ・サウンドを残すことができるキャリーオーバーやMIDIコントロール機能を搭載する。
価格はオープンプライス。