ローランドは6月20日、ポータブルキーボード「E-X10」を発表した。価格はオープンプライスで、6月30日に発売する。
本製品は、ローランドならではの高品位で多彩なサウンドや、自動伴奏や練習に役立つ機能、内蔵スピーカーを搭載したポータブルキーボード。
サウンドは、プロのミュージシャンから高い評価を受けているという、表現力豊かなアコースティック・ピアノをはじめ、エレクトリック・ピアノ、オルガン、シンセサイザー、管楽器や弦楽器、世界各国の民族楽器など、さまざまな楽器の音色を合計610種類搭載する。
自動伴奏機能を使うと、左手で簡単なコード(和音)を弾くだけで、ロック、ポップス、ジャズ、バラード、ダンス・ミュージックなど幅広いジャンルのフルバンドの豪華な伴奏がつき、1人でもセッションのような演奏ができる。さまざまなジャンルの伴奏スタイルが207種類用意されている。
また、一緒に弾ける140種類の内蔵曲を搭載。それぞれの内蔵曲には3つのレッスン・モードを備え、正しいタイミングで演奏できたか、正しい音符で演奏できたか、正しい音符を正しいタイミングで演奏できたかを評価してくれる。その他、メトロノームや録音機能も搭載し、効果的に練習できる。
本体にマイク入力端子を備え、別売のマイクを接続して弾き語りも可能だ。本体サイズはおよそ幅947×奥行き317×高さ100mm(譜面立てをはずしたとき)、重量は3.9kg(ACアダプター、譜面立てを除く)と軽量で、持ち運びが可能。パワフルなステレオ・スピーカーも内蔵し、電池駆動にも対応しているので、場所を選ばず演奏できる。