フォスター電機は6月16日、フォステクスブランドより、BluetoothやUSB-DACを内蔵し、サブスク音楽や動画配信を高音質なサウンドで再生できるアクティブスピーカー「PM0.3BD」を発表した。実売価格は3万4650円前後の見込みで、6月下旬より販売する。
PCオーディオのリスニングや動画配信のモニターなど、アプリケーションに合わせて音質を切り替えられる「MUSIC/VOICE」モード切り替え機能を搭載。MUSICモードはPCオーディオやスマートフォンでのリスニング、DTMなどに適した音質、VOICEモードはインターネット配信でのナレーションなど声を中心としたモニターに適した音質としている。
入力ソースはデジタル(Bluetooth/USB Type-C)とアナログ(AUX)に対応する。Bluetoothはスマホ、USBはPC、アナログはオーディオインターフェースなど、複数入力を切り替えての使用が可能。
新設計の75mmグラスファイバー振動板ウーハーとシルクドームツィーターを搭載し、DSPによる緻密な音質調整と組み合わせた高品位なサウンドが特徴。
アクティブスピーカー(右側)はエンクロージャーとアンプ部を分離構造とすることで、エンクロージャー内部の音による回路部品の不要な空気振動を遮断し、15W+15Wのデジタルアンプの性能をフルに引き出す構造としている。さらに、パッシブスピーカー(左側)も同様の分離構造により左右のエンクロージャーを同容積とすることで、左右の音質の差異を抑制している。
ライブの臨場感や迫力を増すアクティブ・サブウーハー「PM-SUBmini2」などを簡単に接続できる専用端子を装備する。また、無音状態が15分続いた場合に消費電力を低減する省電力モードを備える。
オプションとしてワンタッチスピーカーケーブル(3m)「ET-PM3.0SP」も今秋に発売する予定。実売価格は1980円前後の見込み。