JUKI株式会社
JUKI株式会社(本社:東京都多摩市、以下「JUKI」)は、JUKIの職業用ミシンに取り付けて使用するボタンホール専用装置「EB-1ボタンホーラー」を2023年6月21日より国内を対象に発売します。直線縫い専用ミシンとして、縫い品質、力強さに定評のあるJUKIの職業用ミシンにプラスすることで、ソーイングがもっと楽しくなり、作品の幅が格段に拡がります。
JUKIの職業用ミシンは、工業用ミシンの技術を取り入れた縫いの安定感と家庭用ミシンの手軽な操作性を兼ね備えた直線縫い専用ミシンであり、主にパーソナルユースのソーイングレベルの高い方に愛用されています。一方で、直線縫い専用であるため、ボタンホールを縫う際は手縫いまたは、ボタンホール機能が備わった家庭用ミシンの購入が必要でした。
「EB-1ボタンホーラー」は、JUKIの職業用ミシンにセットすることで、14種類の高品質なボタンホールを縫うことができます。コンピュータ制御のため、ボタンホールの種類、ボタンサイズ、縫い目の幅やメス幅、縫い目のピッチの調整など細かい設定ができ、設定後はスタートボタンを押すだけでボタンホールを縫い上げます。
近年、ハンドメイド市場の活況(手作り通販サイトの充実など)から、手作りのバッグや小物作品などを、個人の趣味から“販売品”へとシフトさせる方が増え、職業用ミシンへのニーズが高まっています。EB-1ボタンホーラーを揃えることで、プロフェッショナルなソーイングが可能となり、作品の幅、品質も格段に向上します。
当社は、今後もホームソーイングの間口を広げ、ホビーを楽しんでいただくための製品やサービスを提供してまいります。
製品特長
1.ボタンホールを美しく仕上げる
●独自機構の押えユニットに搭載されたセンサーで針位置を精緻にセンシングし、縫製物を挟んだ押え枠ごと動かしボタンホールを縫いあげます。
押え枠は、縫製物をセットしやすいように0.1mm単位で上下左右に動かせます。また、90度単位でパターンを回転できるため、横穴と縦穴の組み合わせでも縫製物をずらすだけで容易に縫い続けることができます。
●5~32mmのボタンに適したボタンホールを1mm単位で自動で縫うことができます。また、縫い目の幅やメス幅、縫い目ピッチの調節など、好みに合わせた細かい設定が可能です。
●縫い目のボリュームを出す重ね縫いの設定や、ニットなど伸びる素材の伸び止めのための下縫い回数(0~2回)の設定も可能で、ボタンホールをより美しく仕上げることができます。
2. より使いやすい、便利な各種機能
●上糸が切れた場合は、切れた位置の数針前まで1針ずつ戻し、ボタンホール縫いの途中から再度スタートすることができます。
●縫いパターン毎に直近の設定値(縫い目の長さや回転角度など)を記憶できるため、電源を入れ直しても設定し直さずにすぐに縫い始めることができます。
●ガタつきを抑えて縫いズレ防止に効果的な「段差補正プレート」、素材のたわみや滑りを軽減し縫い縮みや縫いズレを防止する「滑り止めシート」を標準で付属し、利便性を高めます。
3. ボタンホールの種類
全14パターンを内蔵しています。ボタンホール(角型3種、放射型4種、はと目4種)に加え、アイレット(2種)とかん止めの縫製が可能です。
4. EB-1を使用できるJUKIの職業用ミシンの機種
※2023年3月現在、10機種(日本市場での販売機種)。最新情報はJUKIホームページにてご確認いただけます。
希望小売価格【国内・税別】
EB-1ボタンホーラー 63,500円
発売日
2023年6月21日
仕様
その他、詳しい製品の特長や仕様は、JUKIホームページをご確認ください。
【EB-1ボタンホーラー 製品紹介ページ】
https://www.juki.co.jp/household_ja/products/list/semipro/eb1.html
【ボタンのキモチ (JUKI EB-1ボタンホーラー プロモーション動画)】
https://www.youtube.com/watch?v=Q_n8fcUwXgs&feature=youtu.be
■JUKI株式会社について
世界のアパレル産業を支える工業用ミシンの分野において、世界トップのミシン総合メーカーです。1938年の会社設立以来、本社のある日本を中心に、世界100ヵ所以上に拠点を構え、製品をお使いいただいている185カ国以上のお客様をサポートしています。家庭用ミシンは、工業用ミシンの技術を取り入れた縫いの安定感と個人ユース用の手軽な操作性を兼ね備えたミシンを展開しています。
所在地 東京都多摩市鶴牧2-11-1
設立日 1938年12月15日
https://www.juki.co.jp/
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