株式会社コペックジャパン
手のひらサイズのコンパクトボディでありながら、1ビット抵抗ラダー型DACや高出力パラレル配列アンプを搭載
株式会社コペックジャパン(本社:東京都渋谷区)は、2023年6月9日(金)よりCayin(カイン)社製 RU7・1ビット抵抗ラダー型DAC搭載ポータブルUSB DAC/AMPの発売を開始致します。
Cayin RU7は、ポータブルUSB DAC/AMPの新たなベンチマークとして、魅力的なアップグレードを実現。
手のひらサイズのコンパクトボディでありながら、1ビット抵抗ラダー型DACや高出力パラレル配列アンプを搭載するDACです。スマートフォンのみならず様々なシステムと接続し小型1ビットDACとして使用が可能です。
【フルバランス抵抗ネットワーク DSDフォーマット用ディスクリート1-Bit DAC】
ディスクリート部品からなる超小型1ビットDAC回路を厳選して設計。
完全微分の4ch DACアーキテクチャにより、デジタル信号をアナログ信号に変換します。
1ビットDAC回路は、128個(4 x 32)の高精度薄膜抵抗で構成されたネットワークで、Cayin N7 DAPのディスクリート構造に酷似しています。抵抗ネットワークの出力は、3レベルのアクティブLPFを経て、音量調整用のシングルエンド信号に変換されます。
【高出力パラレルフォーンアンプ】
デュアルアンプを並列に配置し、4chのハイパワーバランス駆動力を実現。2つ目のフォーンアンプはパラレルユニティゲインの反転位相アンプです。
フォーン出力において圧倒的なアップグレード:
3.5mm SE(シングルエンド):160mW @32Ω
4.4mm BAL(バランス):400mW @32Ω
【共有ラインアウトで便利に接続】
共有ラインアウトにより3.5mmまたは4.4mmのフォーン出力が固定電圧として使用されます(ボリュームコントロールをバイパスします):
3.5mm SE(シングルエンド):160mW @32Ω
4.4mm BAL(バランス):400mW @32Ω
ラインアウトの電圧は、1ビットDACのディテールとダイナミックを出来るだけ保持し、ノイズと歪みを最小限に抑えるよう慎重に選択されます。ポータブル/デスクトップアンプやホームオーディオシステムに接続し、小型1ビットDACとして使用するとこができます。
【ディスクリート・ボリュームコントロール】
ディスクリート抵抗ネットワークDAC回路は、受信データの整合性が非常に重要であり、オーディオのデジタル信号の品質を保護するために、スマートフォン(接続デバイス)のデジタルボリュームをフル出力に設定しておくことをお勧めします。
市販のアナログボリュームオプションでは、RU7の高精度、低ノイズ、低消費電力の要求を満たすことができないため、独自のディスクリート抵抗ネットワークボリューム制御を開発しました。
3分割の抵抗とスイッチングリレーで100段階の音量調節が可能、広い音量範囲に正確にコントロールすることができ、高感度IEMユーザーにもご満足いただけます。
セグメント 1: 1~49
セグメント 2:50~79
セグメント 3:80~100
*リレーを切り替えると、音量調整に短い遅延が生じます。
【卓越したデジタルオーディオ性能とユーザー選択が可能なAll-to-DSD】
RU7は、384kMzまでのPCMとSDFS64からDSD256までネイティブDSDをサポートしています。オーディオブリッジは、異なるオーディオフォーマットを受信し、高精度エンハンスメントを実現します。
すべてのデジタルオーディオ信号は、DSD64/DSD128/DSD256に変換され、ディスクリート1ビットDAC回路に供給されます。
【干渉を最小限に抑えるデュアルPCBデザイン】
RU7の回路は、干渉を最小限に抑えるため、6層基板を2枚に分割し、デジタル回路とアナログ回路を別々の基板に搭載しています。シグナルインテグリティ(信号の忠実度)を確保するために、基準クロックやDSPからのノイズがアンプ増幅回路に混入しないようにデザインされています。
【低消費電力を実現し、多くの一般的なプラットフォームと互換性があります】
DAC回路はディスクリート構成のため、他の高集積DACチップセットと比較して低消費電力であり、スマートフォン(接続デバイス)からの電力消費を最小限に抑えます。また、増幅回路の設計を見直し、出力を飛躍的に向上させながら、全体の消費電力を100~110mAに抑えています。
低消費電力のため、以下のデジタルオーディオソースと互換性があります。
・Androidベースのデバイス
・iOSまたはiPad OSのデバイス
・macOSのコンピューター
・Windows 7/8/8.1/10コンピューター
・USBオーディオ出力を持つデジタルオーディオプレーヤー
【まさにオールラウンダー】
128x64ピクセルの有機ELで再生情報を表示し、情報を見やすく、視覚的に表示します。また、ハードウェアのボリュームボタンを搭載しており、感覚的にわかりやすく操作が出来、便利に使えます。
より小さく、より軽く、面取りをすることでボディのすべての表面は滑らかにカーブし、見た目と手触りも良い仕上げです。
【Cayin RU7仕様】
・DAC:フルバランス抵抗ネットワークディスクリート1-bit DSD DAC
・USB:Type-C USBオーディオ入力
・デジタルデコーディング:PCM:44.1kHz~384kHz , DSD:DSD64/128/256, ネイティブ
・All to DSD:DSD64/128/256(設定にて選択)
・操作:ボリューム +/- , Mode
・筐体:CNCアルミニウム
・フォンアウト、ラインアウト:3.5mm(共用) , 4.4mmバランス(共用)
・ディスプレイ:0.96インチ 128 x 64 OLED
・付属品:USB C to Cケーブル(シールド付き), USB A to Cアダプタ
・付属ケース:レザーケース
・サイズ:66 x 24 x 12mm
・重量:約25g
・価格:44,990円(税込)
<<フォンアウト>>
< 3.5mm >:
・Power rating:160mW@32Ω
・再生周波数帯:20Hz - 42kHz(+-0.5dB)(PCM to DSD256)
・TDN+N:0.006%(1kHz, Output:1.0V)
・ダイナミックレンジ:115dB(20Hz - 20kHz, A-Weighted)
・SNR:114dB(20Hz - 20kHz, A-Weighted)
・チャネルセパレーション:76dB(1kHz, 20Hz - 20kHz)
・アウトプットインピーダンス:0.5Ω
< 4.4mm >:
・Power rating:400mW@32Ω
・再生周波数帯:20Hz - 42kHz(+-0.5dB)(PCM to DSD256)
・TDN+N:0.006%(1kHz, Output:1.4V)
・ダイナミックレンジ:115dB(20Hz - 20kHz, A-Weighted)
・SNR:112dB(20Hz - 20kHz, A-Weighted)
・チャネルセパレーション:92dB(1kHz, 20Hz - 20kHz)
・アウトプットインピーダンス:1.0Ω
<<ラインアウト>>
< 3.5mm >:
・Power rating:1.2Vrms(Fixed, 1kHz@10kΩ)
・TDN+N:0.02%(1kHz, 20Hz - 20kHz)
・ダイナミックレンジ:114dB(20Hz - 20kHz, A-Weighted)
・SNR:113dB(20Hz - 20kHz, A-Weighted)
・チャネルセパレーション:100dB(1kHz, 20Hz - 20kHz)
・アウトプットインピーダンス:0.5Ω
< 4.4mm >:
・Power rating:2.4Vrms(Fixed, 1kHz@10kΩ)
・TDN+N:0.02%(1kHz, 20Hz - 20kHz)
・ダイナミックレンジ:114dB(20Hz - 20kHz, A-Weighted)
・SNR:112dB(20Hz - 20kHz, A-Weighted)
・チャネルセパレーション:102dB(1kHz, 20Hz - 20kHz)
・アウトプットインピーダンス:1.0Ω
注:
・RU7をWindowsベースのシステムにUSB DACとして使用する際には、Cayinウェブサイトより専用のUSBオーディオドライバーをダウンロードしてインストールしてください。
・RU7に電源ON/OFFスイッチを搭載していないため、リスニングを一旦止める場合は、オーディオソースからRU7の接続を解除してください。接続したままの場合、RU7はオーディオソースのバッテリーを消費し続けます。
※画像はイメージです。
※商品仕様および外観はリリース時のものであり、予告なく変更する可能性があります。
ウェブサイト:http://www.kopek.jp
facebook:https://www.facebook.com/cayinjapan
instagram:https://www.instagram.com/kopekjp/
直販サイト:https://superkopek.jp/
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社コペックジャパン
TEL:03-3477-0122
info@kopekjapan.co.jp