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凸版印刷、AI古文書解読アプリ「古文書カメラ」のiOS版を公開

2023年06月04日 12時00分更新

文● @sumire_kon

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 凸版印刷は6月1日、古文書などに使用される「くずし字」解読を手助けするアプリ「古文書カメラ」を公開した。

 古文書カメラは、古文書解読とくずし字資料の利活用サービス「ふみのは」事業の一環として開発されたアプリ。スマートフォンのカメラでくずし字を含む資料を撮影すると、AIが文字を解析し、解読を手助けしてくれるという。

アプリの利用イメージ

 読み取りは木版印刷、手書きの双方に対応。近世の代表的な書体である「御家流」であれば90%以上の精度で解読できるほか、誤って解読した部分をユーザーが修正し、AIに再学習させることも可能だ。

 読み取り機能の使用は1日10回まで。今後のアップデートでアプリ内課金による制限解除も予定している。

 対応OSはiOS/iPadOS。Android向けのアプリは2023年秋の公開を目標に開発中だ。

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