OpenAIは5月27日(現地時間)、同社のAIチャットボット「ChatGPT」に、一連の会話履歴をまとめて閲覧できるURLを生成する「Shared Links」機能に関するFAQを発表した。
特定の情報やディスカッションを、元の会話に参加していない人と共有したい場合に便利だという。
筆者の環境ではすでに実装されているが、まだ表示されないユーザーにも準備ができ次第順次導入されていくという。なお、iOSアプリではまだ利用できない。
作成したURLはクリップボードにコピーされる
Shared Linksを作成するには、ChatGPTの左側にあるチャット一覧画面から共有したいチャットを選び、「共有」アイコンをクリックする。
確認のためのダイアログが表示されるので、内容を確認して画面右下の「Copy Links」をクリックする。
クリップボードに生成された共有ページのURLがコピーされるので、メッセンジャーやSlackなどにそのまま貼り付けて利用できる。
ブラウザでURLを開くと生成された共有ページが表示される。
このページはあくまでリンク作成時のスナップショットだが、ChatGPTのアカウントを持っていれば、共有ページの最下部にある「Continue this conversation」ボタンをクリックすることで会話を続けることができるようだ。
名前を隠すことも可能
デフォルトでは作成者の名前は表示されないが右側の「…」メニューから「Share your name」を選ぶと表示できる。
逆に「Share anonymously」を選べば匿名に戻せる。
なお、共有リンクにはURLを知る人すべてがアクセスできるので、機密性の高いコンテンツは共有しないようにしよう。