Peatix Inc.は5月25日、チケット申し込みの対象者をNFTホルダーに限定する「Peatixトークンゲーティング」の提供を開始した。
同社はイベント・コミュニティーのプラットフォーム「Peatix」を運営。現在、Peatixでは参加者を(特定の)NFTホルダーに限定するチケットが発行されているが、これらのチケット管理において申込者が当該NFTホルダーであることを認証するプロセスがなかったことから、利用者にとって「イベント前の参加者の管理や、イベント当日の受付が手作業となり大きな負担になっている」という課題があったという。
Peatixトークンゲーティングの導入により、イベント主催者は参加者をNFTホルダーに限定したイベントを管理・運営できる。また、外部のNFTコミュニティーにイベント参加権利を付与したり、それらのNFTホルダーに限定した特典コンテンツを配布するなどの活用方法を想定。
さらに、Peatixトークンゲーティングの活用により、主催者やコミュニティー同士のコラボレーションや、コンテンツ配布によるイベント参加特典への応用など、“チケットやイベント・コミュニティー”の可能性を広げることも可能としている。
利用にあたっては、Peatix上でイベントページを作成後、チケット申し込みのために必要な暗号トークンのコントラクトアドレスをPeatixに提供する。PeatixによるPeatixトークンゲーティング設定完了後、参加者はMetaMask、WalletConnectのいずれかのウォレットサービスを通じてNFTを認証することで、トークンゲーティングチケットを申し込みできるようになる。