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Logic AppsからノーコードでPagerDutyを操作する方法

2023年05月23日 10時30分更新

文● 西村 凌/FIXER

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 本記事はFIXERが提供する「cloud.config Tech Blog」に掲載された「Logic AppsでPagerDutyを操作する方法」を再編集したものです。

 PagerDutyはインフラやアプリケーションの障害、インシデント管理を効率化する監視プラットフォームです。

 Logic Appsで使うドキュメントはあるのですが、英語only&画像少々の初心者にはハードルが高い内容だったため、日本語&画像多めで紹介したいと思います。

PagerDuty側の設定

 PagerDuty側では、

・API Access Key

・Events API v1のIntegration Key

を作成します。

API Access Key の作成

 1.画面上部のタブにある「Integrations」を選択する

 2.ポップアップ表示の中から「API Access Keys」を選択する

 3.「Create New API Key」を押し、「Description:」に説明を入力し「Create Key」を選択する

 以上、3ステップでAPI Access Keyを作成します。

※2で「API Access Keys」が表示されていない場合、権限不足が原因です。

Events API v1のIntegration Key の作成

 1.作業対象のService Directoryを選択する

 2.Integrationsタブを選択する

 3.「+Add another integration」ボタンを選択する

 4.検索窓で「Event」と入力し、「Events API v1」を選択する

 5.「Add」を押し、Service Directoryに追加します

 6.追加したIntegrationの右端の「▼」アイコンを選択する

以上、6ステップでIntegration Keyを作成します。

LogicApps側の設定

 今回は例として、PagerDutyにインシデントを作成します。

 1.対象のロジックアプリを開き、「Logic Appsデザイナー」を選択する

 2.PagerDutyの「インシデントを作成します(プレビュー)」を追加する

 3.「接続名」を入力する(記入内容=「API接続」のリソース名)

 4.「PagerDuty API Key」にPagerDutyのAPI Access Keyを入力する

 5.「作成」を押す(認証に成功するとAPI接続が作成される)

 6.「サービスキー」に Event API v1のIntegration Keyを入力する

 7.「説明」にインシデントの説明を入力する

 以上、7ステップでLogicApps側の設定は終わります。

最後に

 今回はLogicAppsでPagerDutyの操作方法を紹介しました。

 PagerDutyのAPIはHTTPリクエストに対応しているため、プログラム上からAPIリクエストを行う方法を勉強したら共有したいと思います。

 以上、最近は凛として時雨アレキシサイミアスペアをリピート再生している西村でした。

西村 凌/FIXER
四日市事業所所属のクラウドエンジニア。
趣味でFlutterやRustを勉強しているキーボードオタク

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