Appleは5月16日、AppleマップとApple Musicに新しい「コンサートディスカバリ機能」を導入したと発表した。
AppleマップにはApple Musicのエディターが専門的に監修した40以上の新しいガイドが加わり、世界有数の文化発信拠点のうちライブ音楽を体験するのに最も適した会場を紹介。ウィーンのランドマーク的なシンフォニーホールから、ブルックリンや東京にある最先端のテクノクラブまで、これらの厳選された会場は現在10以上の都市にわたり、いずれも音楽ファンが忘れられない夜を過ごすのに欠かせない場所という。
Apple Music Guideではコンサートディスカバリ機能を介し、近日中に開催されるコンサートの会場をマップから直接閲覧できる。この機能は昨年春に発表されたShazamの一連の機能に含まれるもので、おすすめのイベントやアーティスト発見のためのプラットフォームとして世界的に有名なBandsintownが提供するコンサート情報を利用している。
このほか、Apple Musicでは主要なツアーを紹介する「セットリスト」でも、コンサートディスカバリ機能を起動することで利用者が住んでいる地域で近日中に開催されるアーティストのライブ情報を閲覧できるようになる。
Apple Music Guideの対象都市は、北米のシカゴ、デトロイト、ロサンゼルス、ナッシュビル、ニューヨーク、サンフランシスコ、欧州のベルリン、ロンドン、パリ、ウィーン、アジア太平洋地域の東京、メルボルン、シドニー、ラテンアメリカのメキシコシティ。