コーニングは5月16日、ジャパンディスプレイ(JDI)と新たなコラボレーションを発表した。
このコラボレーションは表裏両面から映像を見ることができ、高い透明度と輝度を実現する透明ディスプレーに関するもので、液晶ディスプレーで広く利用されているコーニングの「Corning EAGLE XG Glass」を2枚を使用し、JDIの透明ディスプレー「Rælclear(レルクリア)」の改良版としている。
透明ディスプレーは対面でのコミュニケーションに役立つ情報を提供するとともに、美しいデザインを実現する可能性を備えており、小型から中型への応用では翻訳が必要になる店頭や窓口、大型では建築用・自動車用窓ガラスなどに利用できるとしている。
今回のプロトタイプは、ロサンゼルスで開催される「SID Display Week」(5月23日~25日開催)の展示ブースにて複数のディスプレーイノベーションとともに紹介される予定。