ファーウェイ・ジャパンが、5月11日に発売したスマートバンド「HUAWEI Band 8」を使ってみました。同モデルは2022年6月に発売された「HUAWEI Band 7」の後継機種。パッと見の印象はさほど変わらず、進化は小幅でスペックも共通している部分が多いようです。価格は前モデルと同じ8580円。Android 6.0以降と、iOS 9.0以降に対応しています。筆者は、iOS 16を搭載するiPhone 14 Proとペアリングして使いました。
一日中着けていても気にならない、軽い装着感が◎
HUAWEI Band 8の最大の利点は軽さでしょう。スマートバンドとしては大きめの1.47インチのディスプレーを搭載しつつ、重さは14g、厚さは8.99mmに抑えられています。筆者は前モデルのHUAWEI Band 7も使ったことがあり、Band 7も非常に軽く(16g)、薄く(9.99mm)感じたのですが、さらなる軽量化が図られていました。
ちなみに、ベルトを付けた状態の重さを測ってみると24gでした。競合に位置付けられる「Xiaomi Smart Band 7」(ベルトなしだと13.5gだが、ベルトを付けると25g)よりも軽く、同じ価格帯のスマートバンドの中で、かなり軽いほうだと言えそうです。
ケースの右側には物理ボタンを搭載。ここをカチッと押して画面を点灯させたり、メニューを表示させたり、ホームに戻したりできます。他社のスマートバンドには、ボタンがないタイプもありますが、やはりサイドボタンがあったほうが操作しやすく感じます。
カラバリは3色(グラファイトブラック、サクラピンク、エメラルドグリーン)から選べて、ベルトのタイプがそれぞれ異なるとのこと。筆者が使ったのはグラファイトブラックで、TPU(熱可塑性ポリウレタン)製のベルトでした。約15mm幅の細めのベルトで、穴が多く、通気性にも優れているように感じました。ベルトは簡単に取り外せるので、汚れてきた場合などに、ほかのベルトに交換することもできます。