TCL JAPAN ELECTRONICSは5月10日、Mini LED搭載の「C84シリーズ」など3シリーズ12機種のテレビ製品を発表した。5月18日以降順次発売する。
C84シリーズは新たにMini LEDライトを従来の液晶テレビのバックライトと比べて個数を数十倍に増加し、明るさは液晶テレビの4倍という高輝度を実現。また、直下型Mini LEDライトをゾーンごとにオン/オフ制御するローカルディミングによりコントラストを大幅に向上。また、4K 144Hz VRRを搭載し、リフレッシュレート144Hzによりゲーミング用途ににも対応。
また、C84シリーズおよび「C64シリーズ」では色域が広く、豊富な色彩でよりリアルな映像を生み出すTCL QLED(量子ドット)技術を搭載する。
いずれのモデルも同社の最先端エンジン「Algo Engine」を採用し、進化版である「Algo Engine Max II」はAIと画質解析のアルゴリズムを取り入れ、放送とネット配信映像を適切に解析してから映像処理を行なう。さらにAI音声分類技術とダイナミックレンジ圧縮技術により、インテリジェントサウンドと音声強化技術を実現。音を自動調整することによって、適切な音質体験を提供。小音量でも詳細な対話と低域感覚を、大音量でも歪みのない安定した出力を実現する。
このほか、Google TVを搭載し、YouTube、Amazonプライムビデオ、Netflix、Hulu、Disney+、Apple TV+、U-NEXTなど豊富なネット動画サービスに対応する。
C84シリーズ(Mini LED TV)は65V型と55V型をラインアップ。実売価格は65型「65C845」が30万円前後、55V型「55C845」が20万円前後の見込み。
C64シリーズ(映像量子ドット採用GoogleスマートTV)は5モデルをラインアップ。実売価格は75V型「75C645」が17万円前後、65V型「65C645」が12万円前後、55V型「55C645」が10万円前後、50V型「50C645」が9万円前後、43V型「43C645」が8万円前後の見込み。
「P74シリーズ」(広色域4Kパネル搭載GoogleスマートTV)は5モデルをラインアップ。実売価格は75V型「75P745」が15万円前後、65V型「65P745」が11万円前後、55V型「55P745」が9万円前後、50V型「50P745」が8万円前後、43V型「43P745」が7万円前後の見込み。