丸の内LOVE Walker総編集長・玉置泰紀の丸の内MEMO 第5回
丸の内LOVE Walker総編集長・玉置泰紀の丸の内MEMO 第5回
本日5月6日は最終日! クラシックの祭典「ラ・フォル・ジュルネ」2日目は、街を巡って無料コンサート会場チェックに行ってきたぞ!
いよいよ最終日を迎えた、4年ぶりの開催となる世界最大規模の音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2023」(2023年5月4日、5日、6日開催)。2日目の5月5日、こどもの日も、初日に続いて好天に恵まれ、丸の内の会場を巡ってみた。メイン会場の東京国際フォーラム周辺エリアでは、数多くの無料コンサートが開かれていて、LFJ丸の内エリアコンサートと、LFJエリアコンサートに分かれる。合わせて17スポットで実施されている。今回は丸の内エリアを回ってみたぞ。
素晴らしい陽気の丸の内をゴールデンウィーク満喫で巡る無料コンサート会場
散歩するのにはちょうどいい距離感で、丸の内仲通りの丸の内ストリートギャラリーの彫刻群や、緑鮮やかな並木、店外にテーブルが並ぶカフェなど、ゴールデンウィークを満喫できる。丸の内エリアには8つの会場があり、梯子しながら、様々な編成の多彩なベートーヴェンを聴くのは実に楽しい。LFJエリアコンサートや東京国際フォーラムの無料コンサートも交えながら、街角の賑わいをリポートするぞ。
【丸ビル1階 丸キューブ】
大きな窓ガラスで外と一体化した大空間は、上の階からも楽しめる開放的な会場。エリアコンサートでも最多公演が展開される。
【新丸ビル3階 アトリウム】
行幸通りを見渡す空間は高い天井の吹き抜けと大きな窓ガラスが気持ちよい。
【KITTE1階 アトリウム】
この会場は分類的にはLFJエリアコンサートになるが、丸ビル、新丸ビルからは行きやすい。「KITTEのゴールデンウィーク」(4月29日〜5月7日)のテーマは「ふれる、かなでる」で、音楽とアートに”浸る”9日間。そのうちラ・フォル・ジュルネ企画は3日間で9公演。
【丸の内オアゾ 〇〇広場】
東京駅丸の内北口からすぐ。会場にはパブロ・ピカソの「ゲルニカ」(陶板複製作品)が。
【MY PLAZA アトリウム】
重要文化財「明治生命記念館」(1階は美術館、静嘉堂@丸の内)に隣接する明治生命安田ビル1階。丸の内仲通りのほぼ真ん中に位置し、馬場先濠に抜ける気持ちの良い空間。
【東京交通会館1階 ピロティ 三省堂書店前】
こちらもLFJエリアコンサート。展望レストランや日本各地のアンテナショップが集結していることで知られる東京交通会館は有楽町駅前。
【東京国際フォーラム ガラス棟ロビーギャラリー 島村楽器株式会社ブース】
島村楽器株式会社の他にも、ぴあクラシック+OTTAVAブースやローランド株式会社ブースなどで、無料ライブやトークショーが楽しめる。
【東京国際フォーラム ガラス棟ロビーギャラリー MUSIC GOODS MARCH<APJ>】
LFJの公式グッズをはじめ、音符や音楽家モチーフの雑貨が買える。
ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2023
テーマタイトルBeethoven - ベートーヴェン
・会場 東京国際フォーラム、大手町・丸の内・有楽町、東京駅、京橋、銀座、日本橋、日比谷
・期間 5月4日~6日
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