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WQHD&4Kゲーミングデビューに最適

RTX 4070 Ti最安のPalit「GeForce RTX 4070 Ti GamingPro 12GB」を触ってみた

2023年05月03日 10時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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主要ゲームタイトルのパフォーマンスをチェック

 ここからはCore i9-13900Kなどを搭載したPCにRTX 4070 Ti GamingPro 12GBを取り付けて、パフォーマンスを主要タイトルでザッと確認していこう。

テスト環境
CPU インテル「Core i9-13900K」
(24コア/32スレッド、最大5.8GHz)
CPUクーラー EKWB「EK-Quantum Velocity2 D-RGB - 1700(ウォーターブロック)」など
(本格水冷、360mmラジエーター)
マザーボード MSI「MAG Z790 TOMAHAWK WIFI」
(インテルZ790、ATX)
メモリー ARK「ARD5-U32G88HB-56B-D DDR5-5600@6000」
(16GB×2)
ビデオカード Palit Microsystems「GeForce RTX 4070 Ti GamingPro 12GB」
(GeForce RTX 4070 Ti、GDDR6X 12GB)
ストレージ Western Digital「WD_BLACK SN850 2TB WDS200T1X0E」
(2TB M.2 SSD、PCIe4.0)
電源ユニット SUPER FLOWER「LEADEX VI PLATINUM PRO 1000W」
(1000W、80PLUS PLATINUM)
OS Microsoft「Windows 11 Pro」22H2

 まずは、ゲーミング液晶ディスプレーと組み合わせた高リフレッシュレート駆動プレイを狙いたいeスポーツタイトルとなるFPSゲームの「レインボーシックス シージ」と「Apex Legends」のパフォーマンスを確認していこう。

 解像度はGeForce RTX 4070 TiのターゲットとなるWQHDと4K解像度で、画質は基本、最も高くなるように設定してチェックしている。240Hz駆動も余裕で狙える軽量級タイトルの「レインボーシックス シージ」は、「最高」プリセットを選び、「レンダリングのスケーリング」はデフォルトの「50」に加え、「100」を選んでいる。

単位:fps

単位:fps

 フレームレート計測は、内蔵ベンチマークを利用している。実ゲーミングのマップのほうがフレームレートが低くなることもあるが、4K解像度、100%でも平均フレームレートは400fpsに届いている。メインターゲットとなるWQHD解像度なら、240Hzの張り付きプレイも余裕で狙える。

 続けて中量級タイトルとなる「Apex Legends」のフレームレートを確認していこう。画質設定は「スポットシャドウディテール」は「最高」に、そのほかは最も高くなるようにしている。フレームレートは「CapFrameX」を使って記録し、ゲーム内「射撃訓練場」の一定ルートを移動した際の、平均(avg)と、1パーセンタイル点(min 1%)をまとめている。

単位:fps

 GPU負荷が高くなるので、フレームレートはダウンするが、「レインボーシックス シージ」と同じく、高リフレッシュレートでのゲームプレイを実現できる。

 フレームレートは最高画質で平均262.9fps、1パーセンタイル点209.4fpsとなっているので、ラインアップが増え、手ごろな価格帯の製品も増えている144Hzや165Hz駆動に対応するWQHDゲーミング液晶ディスプレーはもちろん、画質をカスタマイズすることで、240Hz駆動のディスプレーとの組み合わせも視野に入れることができる。

 細部まで鮮明に表示できるうえ、応答速度0.03mm、240Hz駆動に対応するASUSの有機ELパネル採用ゲーミングディスプレー「ROG Swift OLED PG27AQDM」と組み合わせた、次世代のプレイスタイルを構築するのもありだ。

MMORPG「ファイナルファンタジーXIV」は4Kで遊べる

 3本目は、MMORPGの金字塔となる「ファイナルファンタジーXIV」だ。ゲーム序盤のコンテンツをソロで攻略できる「コンテンツサポーター」機能が実装されているので、これからはじめる人でも安心してプレイできる。

単位:Score

単位:fps

 RTX 4070 Ti GamingPro 12GBなら、4K解像度、画質「最高品質」で「非常に快適」指標となる1万5000スコアーを超え、平均フレームレートも100fpsに達している。敵味方のエフェクトが飛び交う大規模レイド戦も、安心してプレイできるだろう。

 続いては、GPU負荷が高い「BIOHAZARD RE:4」をプレイしてみた。画質はレイトレーシングが「高品質」で有効になる「限界突破」を選んでいる。フレームレートは「CapFrameX」を使って記録し、冒頭の「村中」を一定ルート移動した際の、平均(avg)と、1パーセンタイル点(min 1%)をまとめている。

単位:fps

 ここまでのゲームタイトルと違い4Kゲーミングは厳しくなるが、WQHD解像度なら平均118.6fps、1パーセンタイル点98.4fpsになっている。多くの村人に襲われる恐怖を、WQHDでのキレイな画質&スムーズな表示で堪能できる。

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