第13世代Core i9とGeForce RTX 4070を搭載

GIGABYTE「AORUS 15X」はノートなのにゲームも画像生成も驚くほど快適

文●藤田 忠 編集●北村/ASCII

提供: 日本ギガバイト

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話題のAI画像生成も試してみる

 続いては、AIによる画像生成を試してみた。ここでは、GeForceシリーズを使うことでローカルで画像生成ができる「Stable Diffusion WebUI」を導入。呪文(プロンプト)で“ねこ耳少女”の画像を生成してみると、10枚の画像を約42秒で生成できた。

 同じ画像をGeForce RTX 3080 Tiを搭載したデスクトップPCで生成したときは28秒台だったので、さすがにデスクトップには及ばないが、ノートでもさほど待ち時間がストレスにならない程度にAIお絵描きを楽しめることがわかった。

いろいろ試したねこ耳少女。メイド服にしたかったが、メイド服を着せるとねこ耳カチューシャを付けた女の子になって人の耳が描かれてしまうなど、試行錯誤が必要になる

背景や服などの呪文を変えながら、好みの画像ができるまで生成を繰り返すことに。だがこれが意外と楽しい!

WQHDゲーミング性能をチェック

 続いては、WQHD(2560×1440ドット)でのゲーミングパフォーマンスを実ゲームタイトルで確認していこう。まずは、定番ベンチマークの「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」からだ。

「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」の結果

 WQHD解像度、最高品質のスコアは「非常に快適」指標のボーダーラインとなる1万5000ポイントを3000ポイントほど超えており、平均フレームレートも120fps台とファイナルファンタジーXIVの世界を快適に冒険できる結果になっている。また、解像度をフルHDにすると、スコアは2万5729ポイント、平均フレームレートは179fpsまで伸びていた。

 次は240Hz駆動の液晶ディスプレーを活かせる人気のeスポーツゲームタイトルの「レインボーシックス シージ」と「エーペックスレジェンズ」で確認していこう。

 軽量ゲームとなる「レインボーシックス シージ」は、WQHD解像度で画質はプリセットの「最高」を選択し、「レンダリングのスケーリング」はデフォルトの「50%」に加え、「100%」を選んでいる。フレームレートはゲーム内ベンチマークを実行して、平均(avg)と最小(min)を抽出している。

単位:fps

 「レンダリングのスケーリング」を100%にすると、240fpsは下回ってしまうが、50%なら240Hz駆動張り付きプレイも実現できるフレームレートになっている。

 画質設定を最も良くすると、それなりにGPU負荷が高くなる「エーペックスレジェンズ」では、240Hzプレイをターゲットにして、解像度をフルHD、WQHDに設定したほか、フレームレートを優先した画質設定も試している。「射撃訓練場」の一定ルートを移動した際のフレームレートを、「CapFrameX」を使って記録し、平均(avg)と1パーセンタイル点(min1%)を抽出している。

フレームレートを優先して、各項目を下げた

単位:fps

 WQHD、最高画質でも平均フレームレートは139.2fpsと快適にプレイできる結果だが、240Hz駆動を活かすにはフルHD解像度、フレームレート優先設定にする必要があった。「エーペックスレジェンズ」をメインにプレイするなら、液晶ディスプレーのリフレッシュレートが165Hz駆動になっている「AORUS 15X ASF-B3JP754JH」を狙うのも良いだろう。

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