GIGABYTE製ノート「G5」は重量級ゲームもスムーズに動かす驚きの性能

文●勝田有一朗 編集●北村/ASCII

提供: 日本ギガバイト

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インターフェース類も充実
1000BASE-Tの有線LANとWi-Fi 6Eを装備

 インターフェース類も確認していこう。G5 MF-E2JP333SHでは左右側面および背面に各種インターフェースが備わっている。

 まず正面向かって左側面にはUSB 3.2 Gen1 Type-A×1、USB 2.0 Type-A×1、マイク入力×1、ヘッドセット端子×1が並ぶ。反対の右側面はmicroSDカードスロット×1、USB 3.2 Gen2 Type-C×1、LANポート×1が並ぶ。背面にはUSB 3.2 Gen2 Type-C×1、HDMI×1、mini DP 1.4×1、電源コネクター×1といった具合だ。

 ネット対戦ゲームでは肝となる低レイテンシー通信に欠かせない有線LANポートを標準搭載するのはうれしい点と言えるだろう。ただ、無線LANのほうでも最新の「Wi-Fi 6E」を搭載しているので、対応する無線LANルーターを用意できるのであれば無線LAN環境でも十分快適なネット対戦を楽しめるだろう。

左側面。USB 3.2 Gen1 Type-A×1、USB 2.0 Type-A×1、マイク入力×1、ヘッドセット端子×1

右側面。microSDカードスロット×1、USB 3.2 Gen2 Type-C×1、LANポート×1

背面。USB 3.2 Gen2 Type-C×1、HDMI×1、mini DP 1.4×1、電源コネクター×1

メーカーの特色が出る付属ユーティリティソフトにも注目

 G5 MF-E2JP333SHには、本体のさまざまな動作設定を一括で行なうユーティリティソフト「Control Center 3.0」が付属している。

 Control Center 3.0には4つの機能が備わっている。動作モード変更、動作クロックや各部温度、ファン速度を計測する「System」、キーボードのバックライトを制御する「LED keyboard」、キーボードマクロを設定できる「Flexikey」、バッテリーの充電オプションを変更できる「FlexiCharger」がそれだ。

 特にバッテリー充電に関しては、満充電ではなく80%までで充電を抑えるといった設定ができ、バッテリー寿命を延ばす効果が期待できる。ACアダプターに常時接続で使用する場合は積極的に利用していきたい機能だ。

 また、動作モードについては「パフォーマンス」「エンターテイメント」「省電力」「静音」という4つのモードが用意されていて、バランスに優れたエンターテイメントモードがデフォルトとして設定されている。

 パフォーマンスモードは最大性能を発揮するモードなのだが、ここにヒトクセあるようだ。パフォーマンスモードにするとCINEBENCH R23などのベンチマークでパフォーマンスの向上は確認できるのだが、ゲームをプレイするとパフォーマンスが落ちる現象が見られた。

 何が起きているのか推測するしかないのだが、ゲームプレイ時のCPU使用率や動作クロックを追ってみると、CPUコアのうち省電力のEコアへ多くのスレッドが割り振られるようになり、なおかつ動作クロックもなかなか上がらない状態に陥っているようである。

 これが本来の意図した動作なのかは不明だが、エンターテイメントモードであればそのような症状は表れず良好なパフォーマンスが得られるため、今回はエンターテイメントモードを用いて各種の検証を行なっている。

Control Center 3.0「System」。動作モードの変更や、各種センサーの確認を行なう

Control Center 3.0「LED keyboard」。キーボードバックライトを15色から選択。明るさも4段階で変更可能

Control Center 3.0「Flexikey」。キーボードマクロを設定できる

Control Center 3.0「FlexiCharger」。ACアダプターに常時接続する場合は最大80%までの充電がオススメ

 もうひとつ、G5 MF-E2JP333SHに備わる付属ソフトとして「DTS:X Ultra」が挙げられる。音声出力に立体音響のエフェクトを付与するユーティリティだ。

 GIGABYTE G5 MF-E2JP333SHは筐体底面に2+2W出力ステレオスピーカーを備えているが、サイズや設置場所の関係から素の音はどうしても広がりや迫力に欠けるものとなる。しかしこれにDTS:X Ultraのエフェクトが加わると、音が一気に広がるのを確認できた。

 ゲーム中は基本的にヘッドフォンなどを使用することになるだろうが、動画視聴は本体スピーカーでも十分楽しめるだろう。

音源ソースに合わせて色々なエフェクトが用意されているDTS:X Ultra

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