LinkedInは4月12日(現地時間)、本人の身元を証明するために利用できる3つの新機能を発表した。すべての機能を無料で利用できるが、まずは米国のみでの提供になる。
会社発行メールアドレスによる認証
まずは会社発行のメールアドレスを使った認証。4000を超える企業に所属する全世界5000万人のユーザーが対象となる。対象となる企業は順次拡大していく模様。
CLEARによる認証
「空港のセキュレティーレーンを5分以内に通過できる」がコンセプトの有料認証サービス「CLEAR」を使った認証も可能。登録には米国政府発行の身分証明書と米国内の電話番号が必要になる。
「Microsoft Entra」による認証
LinkedInの親会社であるマイクロソフトのIDおよびアクセス管理製品群「Microsoft Entra」が発行する「Microsoft Entra Verified ID」による認証も可能。200万人以上のLinkedInメンバーにリーチする数十の参加企業で4月末より利用できるようになる予定だ。
今回発表されたすべての機能は米国居住者のみ対象となるが、LinkedInは今後これらの機能を時間をかけてグローバルに展開していくという。