エリアLOVEWalker総編集長・玉置泰紀の「チャレンジャー・インタビュー」番外編
空の上に公園!?「サンシャイン60展望台 てんぼうパーク」が4月18日にオープン
サンシャインシティ開業45周年に向けて、2022年10月2日に営業を終了してリニューアル工事に入っていたサンシャイン60展望台が2023年4月18日、「サンシャイン60展望台 てんぼうパーク」としてオープンするが、2022年4月11日、内覧会が行われ、早速筆者も見に行ってきた。2023年4月14日開業の高さ約225mの東急歌舞伎町タワーの内覧会にも行ったばかりだが、こちらは海抜251m。老舗の展望台は、そこに集う人たちのコミュニケーションの場、言わば”公園”のような空間に生まれ変わった。
「てんぼうパーク」は360度、眺望が楽しめる作りで、リニューアル後は、「てんぼうの丘」や「イベントスペース」、「てんぼうパークCAFE」「はいはいスペース」などのユニークな空間構成になっている。
「てんぼうの丘」は、季節を取り入れた植栽や芝生が設えられ、ブランコ風のベンチやネットリングなども楽しい。従来の展望施設にはない試み。「はいはいスペース」は赤ちゃんも安心なスペースで、ベビールーム(授乳室)も用意され、「てんぼうパークCAFE」では離乳食も販売される。「てんぼうパークCAFE」は「てんぼう」にこだわったオリジナルメニューが楽しい。「イベントスペース」は、キャラクターイベントやアート展示など幅広く利用することを考えていて、クローズにしての有料イベントも可能になっている。
■サンシャイン60展望台の歴史
2022年までの展望台は「SKY CIRCUS サンシャイン60展望台」だった。2016年のオープンで、VRテクノロジーや4D体験などを取り入れて営業していた。テーマは「見る、触れる、感じる、驚くなど感性を刺激する、まったく新しい眺望体験ができる施設」。サンシャイン60は1978年開業で、軒高226.3メートル、塔屋最頂部が239.7メートル。東京都庁第一本庁舎が1990年12月に竣工するまで12年間日本一の高さを誇り、韓国ソウル汝矣島の大韓生命63ビル(249メートル、地上部60階)が1985年に竣工するまでは、東洋一の建物高だった。展望台はビルの開業とともにあり、東京タワー特別展望台より高く、東京スカイツリー展望台竣工以前はタワー展望台を含めて都内一の地上高だった。2015年にリニューアル休館をして、2016年、「スカイサーカス サンシャイン60展望台」としてリニューアルオープンしていた。
■施設概要
住所:東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ サンシャイン60ビル 60F
営業時間:11:00 〜 21:00
※最終入場は終了1時間前
※時期や特別営業時などにより営業時間が変更になる場合がある
入場料:
大人(高校生以上) 700円〜(平日) 900円〜(土日祝)
こども(小・中学生) 500円〜700円〜(平日) 600円〜(土日祝)
小学生未満 無料700円〜(平日) 無料(土日祝)
チケット購入方法:
入場には日時指定チケットが必要。購入はWEBあるいはコンビニで。WEB購入は以下のサイトより。
https://sunshinecity.jp/file/official/observatory_ticket/
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