東芝ライフスタイルは4月11日、業界最高オーブン温度350度の過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム」の新製品、全4機種を発表。2023年6月上旬から順次発売する。市場想定価格は8万円前後から19万円前後。
新製品は、分量に合わせて自動で加熱を調整する「分量フリー自動メニュー」、ハンバーグ、茶わん蒸しなど定番の7メニュー、普段の調理に便利な「ゆで卵」「半熟卵」「温泉卵」メニューなどの自動メニューを搭載した。
メイン食材を選びスタートするだけで調理ができる「石窯おまかせ焼き」には、新たにグラタンコースが追加。好きな材料を好みの量で入れ、コースを選んでスタートするだけでグラタンやドリア、ラザニアを上手に作れるという。
お手入れの簡単さにも重点が置かれた。新機能の「庫内乾燥」コースは、レンジ調理後の庫内の結露、スチーム調理後のべたつきを解消する。「手間なしお手入れ」コースは、運転時間を3段階から選択できるようになった。
同社によると、オーブンレンジ購入時の重視点として、省手間やお手入れの簡単さに関するニーズが高い。しかし、同社による2022年の調査によれば、調理の手間が省けたと回答したユーザーの割合は3割程度に留まっており、新製品ではそれらの課題を解決する機能を搭載しているという。