キングジムは4月4日、電子メモパッド「Boogie Board(ブギーボード)」の新モデルとして、シリーズ初の2分割画面モデル「BB-16」と、スリムフレームで筆記面積が広い「BB-17」を発表した。価格はBB-16が1万780円、BB-17が7150円で、いずれも4月28日より発売する。
ブギーボードは、付属のスタイラス(描画用のペン)や爪などで、液晶画面に直接書き込みができ、ワンタッチで消去ができる電子メモパッド。筆圧によって線の太さが変わる感圧式液晶を採用しているので、細かい描画も可能だ。
BB-16は、シリーズ初の2分割画面を採用したモデル。それぞれの画面で書き込みと消去ができる。定型文などを消えないように固定できるので、ToDoリストと書き消しの多い一時的なメモに分けてオフィスで活用したり、窓口業務や筆談時にそれぞれの画面を定型文の質問欄と回答記入欄に分けるなど、用途が広がるという。本体内にメモの保存はできない。
背面には、角度を付けて書き込みやすくなるチルトスタンド付き。また、付属のスタイラスをスタイラススタンドに差し込んで平らな面に立てられるので、伝言やメッセージなどを残したい時に小さな掲示板として活用できる。
本製品には、スタイラスが2本付属する。スタイラスは本体背面に収納できる。本体裏面にはマグネットを内蔵し、デスクやロッカー、冷蔵庫などのスチール面に貼り付けて使用できる。
スリムフレーム採用の「BB-17」
BB-17は、スリムフレームを採用したことにより筆記面積が増え、書きやすさや文字の見やすさを向上させたモデルで、付属スタイラスのマグネット部分を本体右下に近づけるだけで画面を消去できる。本体内にメモの保存はできない。
本体裏面にはマグネットを内蔵。本体上部にはスタイラスホルダーを備える。
両モデルともブギーボード専用スマホアプリ「Boogie Board SCAN」に対応している。アプリではブギーボードに書いた内容を画像データとして保存でき、テキストを加えるなどの編集が可能。データ化した画像は、フォルダーでの管理や共有ができる。